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8/1/2024, 12:50:47 PM

ハイキュー×ヒロカア

〇話

その子が確か、小学校の卒業前日に姿を消した
艶やかな白銀色の髪、深海のような青色の瞳、桜の様に輝かしい唇。
今思い出しても、とても魅力的な子だと思う。

その子の名前は神代王莉。

私が小学四年生の時に姿を消した…私の幼馴染で、
初恋の人だ。

2/25/2024, 9:26:24 AM

ある日校長先生が

「庭で、鯉が死んでいました。
 鯉には突かれたような痕があったそうです。
 たとえどんなに小さくても、同じ地球にある命です
 小さくて、大切な命です。
 だから、同じ命をこれ以上傷つけないように!」

と、朝会で全校生徒に伝えていました。
その時みんなはまだ、小学生
命の大切さを学んでいる最中の出来事。
みんなは、『犯人は誰だろう』とか『ひど〜い』
などと言い、犯人探しを始めました

その頃からです。
僕が、周りのみんなと違う考え方をしていたことに気づいたのは…
僕がその時思っていたのは、

『地球に何の害も出していない、地球に何の貢献もしていない、そんな鯉が小さな命として、地球を汚し
生き物達から居場所を奪っている人間は、どのくらい小さな命なんだろう…』

ということだけ

だってそうだろう!!
人間は僕らから居場所をとって、僕らよりは体格も
おおきいけど、地球に対してや他の生き物に対してやっていることだったら、僕らの方が害は少ない!!
人間だって僕らの住処に勝手に入ってくるくせに!僕らの住処を勝手に壊すくせに!
僕らがやった時だけは、捕まえたり、撃ったり、最悪殺したりするくせに!ッッッサぁ!!!!


あれ?
何で今…… 僕らって… 言って

意味がわかんない…
おかしい…
なんで…

それから僕は、小中高大の全てをほぼ無心で過ごした


そして今、まだ小学生の時のことは覚えているけど
今は何とも思わない
僕には、大切な奥さんと可愛い娘二人
そして奥さんのお腹の中にいる、小さな命
あの時理解できなかったものが、今になって一瞬で
理解ができた

「ほんと、生まれてきてくれて
 ありがとうな」

誰も聞いてないだろうこと声を、寝ている家族達に向けて放った

9/30/2023, 11:19:19 AM


『きっと明日も』


僕は、昔からいじめに遭っていた。
原因はわからないが、僕に非がある分けじゃないと思う。
前までは、陰口や無視、といったものだったが今となってはもう暴力は当たり前。

「もう。またいじめられたの?今日は、なにこれ!?切り傷?グロいなー。」

毎日君がそんなことを言いながら、僕の傷を手当てしてくれる。

「いつもごめんね、ヒカリちゃん。」

なんて僕が、申し訳なさそうに謝ると、君はいつも決まって

「いいの!シュンが謝ることじゃないでしょ?」

って、優しく笑ってくれるんだ。

-暖かい-

そう思わずにはいられない。

いじめられても良い、居ないものとして扱われても良い、いくら暴力を振るわれても良い。
だから−

だからこの幸せが、暖かい気持ちが


明日もきっと、続きますように、、、