5/11/2025, 12:15:15 PM
船旅がしてみたいなあと思っている。
できれば世界一周クルーズ船で。
なんかこう、ゆらゆらしながら
ゆらゆらした会話を
ゆらゆらした関係の人たちとしてみたい。
ゆらゆら揺れる船のなかで
ぼんやり朝日や夕日を見たら
きっとゆらゆらしているのだろう。
船のなかでは
昨日も今日も、明日も明後日も
ゆらゆら過ぎゆくのだろう。
5/10/2025, 1:55:01 PM
静かな森の中に入ると、
エメラルドグリーンの湖があった。
湖を覗くと、
鏡のように自分の姿が映っていた。
少し淋しげに、でも好奇心をにじませた顔で
こちらを見ている。
ぼんやりと揺れ動く私をみていたら、
肩のあたりで鯉が跳ねて、水しぶきをあげた。
湖の私も、驚いた顔をして、
なんだか表情が緩んだようだった。
そのあとスーッと白鳥がやってきて
私と湖の私を交互に見比べた。
5/10/2025, 4:19:20 AM
昨日見た夢は、家の中に水族館がある夢だった。
イルカはジャンプの練習のしすぎで
ケガをしていたけど、
バンソウコウをはってしのいでいるようだった。
5/8/2025, 1:29:35 PM
誰の声も届かない
深海や森の奥深くで、ひとり
ひざを抱えて座っていることを想像する
そうすると、
それはどこか生あたたかく
じんわりと地球と繋がっている
安定した状態だと感じる。
朝が来て、夜が来て、
そんな時間がしばらく過ぎゆくうちに
足の裏から根っこが生えてきて
地球の内部に取り込まれて
大きな孤独のひとかたまりになってしまう
5/7/2025, 1:29:14 PM
映画PERFECTDAYSのなかで、
主人公が木漏れ日の写真を撮るシーンがあった
主人公は写真を現像して
その後1枚ずつ写真を分けていく
街も人も時間も変わりゆくなかで
主人公はなんとも静かな、
ひっそりとした生活を続けるのだ。
彼はどこか神様のようでもあるし、
重大な犯罪を犯して罪を償う罪人のようでもあった