4/29/2025, 12:50:32 PM
あの時あなたが言ってくれた言葉を、
お守りとして大事に
胸の奥に包んで仕舞っているから、
たまに思い出しては
その言葉を頼りにしているから、
だからこそ、
変わったのはあなたではなく、私だったことに
さっきまで気づかなかった。ごめん。
4/28/2025, 10:30:44 AM
今の自分はなぜかめちゃくちゃ腐っていて
正しい言葉が入ってこない
だから、いまから明けない夜を探しに
特急電車に乗るのです。
南の方に行けば夜は明けないでしょうか
それとも海に潜れば竜宮城について
時間がおかしくなるでしょうか
いっそのこと、その時計を壊しましょうか
そこの壁に矢印が書いてあります。
右に進めば西口改札にたどり着くのです。
ここで切符を買うのです。
私を駆り立てるな!と苛立ちながら、
結局お家へ帰るのです。
明けない夜は、おふとんのなかの
自分の世界にあると信じて
4/27/2025, 11:46:51 AM
ふとした瞬間に
隣の席のカップルの女の子と目が合った
目が少し曇っているのがわかった。
彼女は、サッとすぐに目を逸らした
彼女がずっとお話ししているのに
彼氏はスマホに夢中だから。
彼女の目の色は孤独と不安と悲しみと
少しだけまだ期待の色が残っていた。
彼女はがんばっている、じゅうぶん。
イヤリングがキラキラ揺れるたび
そこには誰にも受け取られることなく
散っていく、わずかな愛情が確かにあった
4/27/2025, 7:33:21 AM
どんなに離れていても、
居場所や連絡先を知らなくても
もう天国に行ってしまった人に対してでも
名前を言わずに
自分の声で一言だけ伝えられるとしたら
何の言葉を送りますか?
4/26/2025, 3:40:26 AM
行ったり来たりを繰り返して
思考の巡りは朝までつづく
ひとり、布団のなかで丸まって夜を過ごす
仕事があって強制的に朝起きて
リズムをだんだん取り戻す
自分に戻っていく感覚と
あの時の思考の巡りが薄れていく
少しばかりの淡いさみしさ