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2/2/2024, 1:47:01 AM

ブランコ

『私の街』

ギーコギーコ
今日も私はブランコに揺れている。
高い山の上にあるブランコ。
私は昔からこのブランコが好きだ。
なぜって?、それはこのブランコから見える街の景色が最高だから。

通ってる学校、校舎が大きくてよく見える
行きつけの喫茶店、あそこのパフェ美味しんだよな
友達とよく行くカラオケボックス、好きなバンドの曲ばっか歌っちゃう
たまに行く映画館、この前見た映画感動しちゃったな

この街には私の思い出が沢山ある。
それが全部見えるこのブランコが、私は好き。

1/31/2024, 2:42:18 PM

旅路の果てに

『終わりと始まり』

僕は勇者。
世界を脅かす魔王を退治するために旅をして20年が経った。
今でも覚えている、旅のはじまりを。
大きくてきれいな桜の木の下で「なぁ、旅に出ようぜ」と親友が僕に言ったから始まった旅だ。
最初はそんな親友と2人で始めた旅だがその親友も戦死してしまった。
この20年の旅で沢山仲間が増えて、そして沢山仲間が死んでしまった。
そして今、仲間6人で魔王に挑もうとしていた。

勇者「おいっ!魔王!今日お前は初めて敗北を経験することになるだろう!」
魔王「そうか、そりゃ楽しみだな、わっはははは」
魔王「来るがよい!勇者たちよ!」
戦いは長期戦となった。
しかし長い旅と比べたら短くあっけないものだった。
最後には僕は魔王と刺し違えた。
魔王も僕も死んだ。
世界は平和になった。

勇者「ここは、天国か」
魔王の死を見届け目を閉じて次に目を開けたら真っ白な世界にいた。
しかし、どこか見覚えのある場所。
そうここは旅の始まりの場所、あの桜の木の下だ。
ただ違うのは世界が真っ白なところだけ。
親友「待ちくたびれたぞ」
桜の木の下には親友が待っていた。
勇者「やり遂げた」
久しぶりに聞いた親友の声に涙が出そうになったが、まず言うべきことを言った。
親友「あぁ見てた、みんなで見守ってた」
親友の周りには死んだ仲間たちがいた。
勇者「久しぶりに再開できたし、ゆっくりするか」
親友「いや、旅に出ようぜ」
僕の目からは涙が出ていた。
勇者「あぁ、そうだな」

1/30/2024, 11:11:14 AM

1/28

優しさ

『親友』

0時58分
撃「俺、寝落ちするわ〜」
透「おいっ!、もう死んだからって寝るなよ!、試合まだ終わってなーぞ、それに寝落ちする奴は寝落ち宣言なんてしねーよ笑」
撃「もうお前ぇしか残ってねぇし、負け確だろ」
透「わかんねぇーだろ、こっから俺1人でワンチャン逆転あんだろ!」
撃「じゃあっおやすみ〜」
透「てめぇ!おい!」


俺の名前は田中撃(たなかげき)、ゲームネームはヒット
友達の衣笠透(きぬがさとおる)、ゲームネームはスケ。
俺達2人は高校1年のときに出会い、同じクラスで隣の席になりよく会話するようになって、互いにゲーム好きとわかってからは毎日家に帰ってから夜中まで通話ソウトで繋いで会話しながらゲームを一緒にするゲーム友達となっていた。
そんな生活をして1年が経って2年生になったときゲーム友達が一人増えた。


キーンコーンカーンコーン
最後の授業が終わり、俺達がいつものようにこのあとドラゴンナイトというゲームをする約束をしていたら
明「あの!、ドラゴンナイトの話だよね、僕も好きなんだ、」
後ろの席に座っていた声すら聞いたこともないぼっち陰キャの野澤明(のざわあきら)が勢いよく席を立ち言った。
しばらく沈黙が流れた。
そして透は言った。
透「ホントに!?、じゃあこのあと一緒にする?」
クラスで浮いてるぼっち陰キャと仲良くなったら自分までクラスで浮いた存在になる。
だから俺は透がこんなぼっち陰キャと仲良くなろうとしているのが理解できなかった。
そして考えた挙げ句1つの答えが出た。
前から知っていたことだった、透は優しい人間なんだ。
でも優しい人間とは他人のために自己犠牲できる人のことだ。
そんな不便な生き方絶対におすすめできない。


学校の帰り道、透と2人になった。
撃「なっ、透って優しいよな」
透「ん?、何?急に褒めてきて、今俺金しか持ってねーぞ」
撃「でも、不便な生き方してないか?大丈夫か?」
透「ふ·べん?、便はちゃんと出てるけど」
撃「そういうことじゃねーよ笑、真剣に聞いてんだから笑かすなよ笑」
透「ごめん、ごめん笑」
撃「あんなぼっち陰キャと仲良くならなくてもいいんじゃないか?」
透「ぼっち陰キャって、明のこと?、お前意外とひどいこと言うな笑」
撃「俺は心配してんだよ、優しいってのはいいことだけど、でもそれで自分自身を縛ってしまったらダメだろ」
透「撃が言ってることはわかるし、心配してくれてありがと、でも俺は別に自分自身を縛ったりなんかしてねぇーぞ、明とは前から仲良くなりたいと思ってたし」
撃「怖くないのか?、クラスで浮いてる奴と仲良くなろうとしてるんだぞ」
透「怖い!、でも精一杯勇気を振り絞った人の思いを無下にする方が怖い!、お前も聞いてたろ、明の声震えてた、もしあそこで無視してたら俺は一生後悔する!、あの震えた声が死ぬまで俺の頭にこびりついてとれなくなる」
撃「自己満足って、ことか」
透「そう!自己満、だから周りからどう思われようと関係ない!」
透らしいと思った、透は優しくてヒーローみたいな奴だ。
撃「ふっ、なら俺もお前のその自己満に付き合うわ」
透「いいのか?、お前もクラスで浮いた存在になるかもしれないんだぞ」
撃「透とならそれでもいいわ」
透「そっか、撃が一緒だと心強いわ、ありがとな」
透「俺のことを心配して言ってくれて、そして俺の自己満に付き合ってくれて、本当に1番優しいのは撃だな」

1/29/2024, 12:45:38 PM

I LOVE...

『偉人の手も借りたい』

私の彼氏は勇気がない。
1度も「好き」と言われたことがない。
何度か惜しいときはあったが

彼「すっすっすっ素手でやり合おう!」
私「ちょっと何言ってんの?笑」



彼「すっすっすっスウェーデン、スリランカ、スイス!」
私「急にどうしたの?笑」



彼「すっすっすっスンドゥブチゲチゲアッツアッツ頭にかぶってアッツアッツ!!」
私「どういう状況?笑、早口言葉?笑」



そんなある日
彼「すっすっすっ、、、だめだ、、」
私「別に焦らなくてもいいんだよ」
彼「でも、、」
私「夜はやっぱり寒いね、、あっ満月!」
彼「、、、月が、きれいですね。」
私「、、死んでもいいわ」

1/29/2024, 7:07:08 AM

街へ

『上京』

私は夢の女優を目指して事務所に入り、田舎を出て東京へと上京しに行く。
親や友達との別れは悲しかった、けれどだからこそ絶対大女優になってまた帰って来るとそう思えた。
気付けば田園風景が大きなビルが沢山ある都会風景へと変わっていた。
着いたんだ!、都会の街東京に!

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