お互いの
心と心とが
透明ならば
本当の姿を
見ることができる
鏡に照らされるように
真実が映し出させる
本当のふたりの
心の姿によって
はっきりと証明させる
あなたの心の中は
嘘偽りもなく
心の汚れもなく
とても鮮明で綺麗
まるで透明のグラスを
毎日何十年も
磨き続けてきた結果のよう
あなたの性格だから
厳しささえも
とても良い特徴がある
心は純粋で
実際に心に
触れることができるのなら
どんな感情に
目覚めてゆくのだろう
心と心は繋がっている
がっちりと絆に結ばれた鎖のように
意図と簡単に解けるものではない
心と心から手と手に繋がり
ずっと最期のときまで
これからも一緒に
未来に向かって歩いてゆく
何でもないフリを
急にきみの反応が見たくなって
早速やってみることにした
どんなサプライズをしようかな
楽しみ♡
学校の授業中に
きみの背中に
ちょんちょんってする
きみが好き♡なのに
ちょっかいをかけたくなる
きみが振り返ると
わたしは
「何でもないよ」と
きみは
だったら
「用もないのにやるなあ」と
ちょっと怒り気味
きみは冗談で怒っているのが
わたしにはすぐにわかる
きみは面白いから
またちょっかいをかけてみる
今度は先ほどと違うことで
背中にバカと書いてみる
わたしは
心の中で笑う
きみは
くすぐったいみたいで
また後ろを振り返る
きみは
もうやめろよ何か用か?
わたしは黙って
黒板に書かれたことを
ノートに写している
何でもないように知らんぷり
しばらくして
今度はきみに
びっくりさせることをしてみる
背中に
大好き♡♡♡♡♡と
書いてみる
すると
きみはさすがに
背中が激しく揺れて
机が倒れてしまった
クラスのみんなが
びっくりしたみたい
先生が
お前は授業中に
「何をやっているんだ」と
怒られてしまった
きみは
わたしのせいにして
わたしたちは言い争いをして
ふたりで怒られてしまった
授業が終わると
わたしはきみに呼ばれた
俺の背中に書いたことは
本当のことなのか
ハートマーク♡が
たくさん書いていた気がするけど
どうなんだ?
わたしは
わざとらしく
「何でもない気のせいじゃないの」と
笑いながら言葉にした
きみは少し残念がっていた
仲間4人で
バンドしたあの頃
プロになりたいと
必死な想いで夢を目指した
わたしは
ボーカルとして
歌い続けた
作詞を手掛け
作曲は
わたしの友人のひとりに
担当をお願いをした
普段は
スタジオを借りて
練習に励む日々を過ごし
みんなは
社会人として
忙しい中で
練習を続ける毎日
社会人バンドとして
活動し
土日休みには
定期的に
小さなライブ会場で
披露していた
お客様の入りは
それほどではなく
それでもわたしたちは
バンドを続ける
将来
バンドで成功し
メジャーデビューができて
夢を掴む
そんな
シンデレラストーリーみたいに
憧れていた
しかしながら
やはり現実では
厳しい
上には上がいる
わたしたちとは
遥かに凄腕のバンドがいる
ボーカルの歌声も良い
メロディも万人受けをする
すべてが完璧と言えるほど
素晴らしい
そんなバンドを
見せつけられると
一気に勝負が
ついたかのような気分になる
さすがにわたしたちは
ここまでなのか
せっかく命を賭けたかのように
一生懸命に目指してきたバンドは
すべてが
水の泡となり崩壊してしまうのか
やるだけやろう
わたしたちの実力は
こんなものじゃない
目を閉じてあの頃のわたしは・・・
はじめは
バンドを組んで楽しかった日々
春も夏も秋も冬も
一生懸命にやった日々
初心に戻ればきっと
気持ちは変えられる
あれから時間は
すごくかかってしまったけど
なんとか
プロデビューすることができた
プロデビューしても
なかなか花は咲くことはなかった
それでも
たとえいつか
バンドが解散しても
仲間とは心の絆がある限り
解散することは
永遠にはないから
手を繋いで
ずっとずっと
これからも
人生の最期のときまで離さない
はじめて手を
繋いだ感触でも
うれしくて
うれしすぎて
どうしてこんなに
心が優しくなっていくんだろう
なんでも言葉にしてしまいそうで
気持ちが高ぶりすぎて
好き♡という言葉以上に
幸せが導いてくれた
手を握り返す
まるで
おにぎりを
握っているみたいに
心がぽかぽかと
温かくなってゆく姿に
わたしは何よりも新鮮だった
春も夏も秋も冬も
巡り巡る季節の中で
あと何回くらい
ふたりで手を
繋ぐことができるのだろうか?
手を繋ぎ
ずっとずっと歩いてゆく
たとえ
歳をとっても
手の甲にシワになっても
あなたという
ハンドクリームで
わたしの手を綺麗に美しく
清らかな手に修復してくれる
最期まで大切にするから
命のように誓うよ
これからも
きちんとケアして
いつまでも
愛するひとの手を支えていきたい
ありがとう、ごめんねって
わたしは結構
優柔不断で
なかなか決められない
きみと彼氏として
迎え入れていいのか
時間がかかって
きみを長い間
待たせてしまって
きみはわたしを
彼女にしたいと
強く要求したんだよね
わたしのせいで
嫌な思いをさせてしまったよね
Aの商品とBの商品があったら
どちらか片方を
選ばないといけないことで
あまりに時間がかかりすぎたり
AのランチとBのランチを選ぶにしろ
迷ってしまって
同じものを注文してしまい
迷惑をかけてしまう
わたしは
すぐに決められない性格だから
誰かに頼ってしまって
自分自身では
そのときの乗りで
購入してしまうのが
多い気がする
優柔不断なわたしって
やっぱり嫌だよね
はっきりしなくて
性格がだらしないとか
きみから言われたら
わたしは
もしかしたら
別れてほしいとか言われたら
すごくショックすぎるよ
きみは優しいから
そんなわたしの優柔不断な性格も
知っているから
大丈夫だよ
迷ったら
一緒に考えよう
時間かかってもいいし
慎重に選ぶ楽しさだってあるんだから
後悔がないのが一番だと
逆に励まされた気がする
こんなわたしだけど
これからもよろしくね
大好きだよ♡
いつも
ありがとう、ごめんね