君と僕が出会ったあの日
僕をパパにしてくれた日
澄み渡った青空に響く君の声
毎日感じる君の成長
どんどん君は大きくなって
たまに反抗的な態度も見せるようになったね
全てが初めての経験で大変なことも多かったけど
それ以上に充実して嬉しくて楽しい日々だったよ
そんな君が今度、ママになる
ママという存在が君の中に残っているのか分からないけど
今の君は僕とママが出会った頃にそっくりで懐かしい気分になったよ
今なら許されるかな
少し我儘なんだけど、僕の初恋相手で君のママに直接会って話をしたい
君が僕の元から巣立って、大切な人を見つけてママになるよって
それを言ったら、天国にいるママはなんて言うのかな
拝啓 僕をパパにしてくれたママへ
僕をパパにしてくれて、守るべきもの大切にすべきものをプレゼントしてくれてありがとう。感謝してもしきれない、最愛の君へ
拝啓 ママになる君へ
僕をおじいちゃんにしてくれてありがとう。これから大変な事もあるだろうけど、僕もおじいちゃんとして守るべきものが増えたよ。感謝してもしきれない、最愛の君へ
そう書いて僕はそっと、日記帳を閉じた。
__はじめまして
綴 幸治__
ココロは何色だっていい。
何処にあるかも分からないココロ
そのココロの色を抱きしめた時に
冷たいか、温かいか
傷がついたココロは戦い続けた勲章の証
ココロの色に決まりはない
普通もない
何もない
ココロの色が何色だろうがいい
その人それぞれで、
この世に存在する生き物達もココロがあり
ココロをなくした生き物も
いつかはココロの色が灯り、再び色が生まれる
その色が生まれるのに時間がかかるかもしれない
それでいい
ココロの色はカラフルだから
カラフルだからこそ様々な問題が生まれる
それが人間であり、生き物である
人間という生き物
生物という生き物
どれもこの世界でココロの色を灯し、様々な色に変化していく
変化を続け、完成されるもの
それらは様々な背景の上で成り立つ
人という生き物がもつココロ
生物という生き物がもつココロ
ココロは無限の色で今日も貴方の元に静かに寄り添っている
__ココロ
綴 幸治_
君と一緒に堕ちて
君と一緒に過ごす
ボク達だけの世界を
ボク達だけの色に染めよう
愛してるよ
大好き
_君と一緒に
綴 幸治_