祖母が亡くなった。
99歳だった。
もう記憶がないからと面会はさせて
貰えなかった。
元気な頃は笑顔が可愛い祖母で
一緒に田植えもやったんだ。
あれから10年も経ったのか
まだあの家で笑っているような気がしてならなかったが
棺桶に眠る祖母を見ると
何処か別の世界に行ってしまったのだなと思え
火葬場から骨になって出てくると
途端に得も言われぬ喪失感がやってくる。
骨を壷に入れるのも、祖母が居なくなった実感が
無理矢理にでも湧いてしまう。
この儀式がお別れに必要なように
日本の慣習は出来ているのだが
少し変えることは出来るのだろうか
今日は僕の誕生日
青いネクタイとケーキをありがとう。
ありふれたプレゼントだと君は言ったけど
君の焼いてくれたケーキは世界に一つだけ。
デコレーションのクリームもフルーツも
はみ出すほど沢山乗っていて
一生懸命作ってくれたのがとっても嬉しい。
君の作る世界に一つだけの"何か"を
また、ひそかに楽しみにしているよ
暑い日が続くので、涼しいスーパーにでも行こうフードコーナーでアイスを食べよう。
車で着いたとたん、踊るように建物に吸い込まれていく子ども達。迂闊にも笑ってしまった。
冷房の効いたドアを開けると、落ち着くと同時に
少しだけ心躍るのは大人も同じだろうか。
特別な場所でなくてもいい。
普段の環境を、日常をほんの少し変えるだけで
潤いを感じるようになったのは
私が大人になったからなのか、老成したのか。
わからないが、こんな小さな幸せを楽しく思えるのも悪くはないよね。
大時計が夜12時を告げると
もうおやすみの時間だ
眠気が来なくとも肌触りのよい毛布と
ふかふかの布団を被れば
間もなく眠りがやってくる
良く眠れますように。
大時計が朝7時を告げる頃
朝の光とともに目が覚めるのを楽しみに
ゆっくりおやすみ。
夕方の海のきらめきが好きだ。
光を反射して空と溶け合うあの色が好きだ。
今年の夏は暑すぎて
なかなか海に行けなかったけど
そろそろ行きませんか?
夕日の見えるあのカフェで
ラテでも飲みましょう
息抜きしましょう