僕にとっては1番大切な友人がいた。
その友人は僕がどんなに辛くてもどんなに楽しくても
ずっと隣にいた。
5年前までは。
あの日は忘れられない日になったな。
友人はある事情で引っ越さなければいけないことに
なったらしい。
僕は聞いた時ずっと笑っていたよ。
友人には最後に情けない姿なんて見せれないからね。
友人がどこか遠くへいったあと僕は友人の写真を持ちながら沢山泣いたよ。
最期の言葉はなんだっけ。
確かまたねだっけな。
また『巡り会えたら』いいのに。
私は陸上部に所属している。
特別に足が早いってことではない。
むしろ皆より遅い。
ただ、走るのが好きでやっている。
そして皆で『部活めんどくさいね、でも頑張ろ』という
会話が続いてくれればいい。
でも自分はやはり遅いため決勝には残れやしない。
みんな活躍しているのに自分だけ取り残されたようだ。
あの日はきた。
ある大会の事だった。
いつもは100mだけだが、お父さんのおすすめやおばあちゃんにおすすめされたので200mに挑戦してみた。
だが、右太ももの痛みが急に走りあまり早く走れない状態だった。
それでもせっかくの大会だから私はやろうと思った。
頑張って2種目とも走った。
なんと、200mだけ決勝に残れたのだ。
結局200mは最下位だったが、自己ベストを出した。
あまりの嬉しさに顧問に報告する時思いっきり泣いてしまった。
沢山褒められた。
きっと感動とはこういう事なんだろう。
これからもたくさん走り抜けようと思った。
あの『奇跡をもう一度』ね、
心に響く言葉。
いい物も悪い物もある。
悪い物はとがっていて簡単に心を刺すことが出来る。
だけどいい物は形がなく掴みにくい。
いつか掴めたらいいな。
『形が無いもの』
時が止まるまで何をしよう
外出る?寝る?
なんかそんなことどうでも良くなって来た
時が止まるなんていいことじゃないか
みんな生きてるだけで死なないんだから。
みんな一緒。死ぬのもみんな一緒だよ。
きっともう時が止まってたんだろう。
最初の合図がする。
『時を告げる』
開けないLINE。
君のLINE。
通知が来たと思ったら公式LINEだった。
君からLINEきてもなんて返そうか悩むな…
少し緊張するけど、
待ってるよ。