『相合傘』
そういえば、あんまりあなたと
相合傘したことがない
小雨でも傘さす私
小雨ならトレードマークのキャップでしのぐあなた
傘をあなたの方に傾けても
あなたは入ろうとしない
私はいつも気にしてる
あなたと釣り合っていないんじゃないかって
年齢も外見もでこぼこで
私の隣なんて歩きたくないんじゃないかって
傘に入らないあなたを見ると余計に気にしちゃう
いい女になってみせるよ私
自慢したくなるような彼女になってみせるもの
『落下』
落下なんて、物騒な言葉。
今が充実しているから、
落下なんて恐ろしいこと考えたくないな。
でも来るんだろう。
ずっと充実した日々が続くとは思えないし。
苦しみもがいた日々は後々宝となるからね。
それは自分自身で実証済み。
人生、螺旋階段だと思おうじゃないか。
落ちては上がり、上がっては落ち、
ぐるぐる同じことを繰り返している様に見えても
結局は一段一段上へ上へと上がっているのだと。
何が起きても怖れることは無いのだと。
『未来』
未来に可能性を見い出せてる
でもなんだかんだ、今を楽しんでる
過去より、未来より、今
未来のために頑張ってる今の自分が好き
でも未来が存在しないと頑張れないから
未来も大切で
一方でもがいた過去があったから
今の自分がいるわけで
全部繋がってる
できればあなたといられる未来が望ましい
でもごめんなさいね
いつだって主人公は私だから
あなたがただの登場人物Aになってしまったら、なんてね
未来はなんだかふわふわしてる
でもこの「今」がきっと未来を決める
『1年前』
仕事にもそこそこ慣れて
彼と色々ありながらもなんとか続いてて
でも心は不安定で
彼のことは信じられない
自分に自信がない
ただただ変わりたい
死にたい気持ちも消えなくて
毎日もがいていたなあ
今、そこから抜け出せているよ
1年でこんなに変われるんだね
さらに1年後はどんな自分に出会えるのだろう
『好きな本』
最近、お気に入りの本に出会った。
原田マハ著『さいはての彼女』。
とても気持ちの良い本だった。
何か事件が起きるわけでも
謎を解くわけでもない。
旅に出て、人と出会う。
景色に圧倒される。
その素晴らしさにのめり込める本だった。
お気に入りの本に出会えると気分は潤う。
退屈な時間が、ちょっとしたご褒美に変わる。
次は何を読もうかしら。