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11/10/2024, 12:20:34 PM

「ススキ」

そろそろススキの季節。

ススキは9月から11月くらいになると見れる。

別に綺麗でも、なにかすごいものでもない。

でも、僕はススキが好きだった。

ごく普通のススキが。

僕は普通になりたかった。

生まれつきの金髪も青い目も。

全部嫌いだった。

なんでこんな見た目なんだ。

いつもそう思ってる。

でも、ススキは普通だ。

それに植物は僕のことを珍しがらないから。

僕もススキのようになりたいな。

11/9/2024, 11:56:03 AM

「脳裏」

君には生きて欲しい

僕はもうすぐで天国に行く。

君との光景が脳裏に焼き付いている。

同じ空を見て、同じ空の下にいる。

同じ時を生きている。

そうなのに、こんなにも違うなんて。

君の笑う声が聞こえると胸が苦しくなる。

この声も姿も全て、もうすぐでなくなってしまう。

君に会えなくなるのがこんなにも辛いなんて。

こんな気持ち知りたくなかったな。

君に出会わなければ。なんてことが頭によぎる。

でも、、そんなにも素敵な人だから好きになった。

サヨナラを告げたくないよ。

君のそばで、もっと同じ時をすごしたい。

そんな考えが脳裏をよぎる。

でも、叶わない願いなんだよね。

いつまでも、、覚えていて欲しい。

僕との日々を。

11/8/2024, 11:47:26 AM

「意味がないこと」

人を好きになる、嫌いになる。

そんなことに意味があるの?

傷ついたり、舞い上がったり、なんでこんなに感情は動くの?

僕には分からないよ。

人を好きになっても傷つくだけなのに。

こんなの意味ないんだよね。

僕の前に彼女は急に現れた。

意味の無いことなんてないよ。

そういう君は僕には輝いて見えた。

彼女に心を動かされた。

彼女のためなら傷ついてもいいって思った。

意味の無いことなんてない。

その意味が少しわかった気がした。

11/7/2024, 12:29:22 PM

「あなたとわたし」

あなたとわたし。

妖怪と人間。

私たちは恋に落ちた。

妖怪と人間のハーフの彼と人間である私。

近いようで遠い距離。

会いたくても会えないふたり。

こんなにも辛いものがあるなんて。

みんなと同じように好きな人を好きなだけなのに。

私たちは人間界と妖怪界の狭間でしか会えない。

いつかこっちにおいでよ。

街を紹介してあげる。

だから、また夕方のこの時間に。

彼との約束。

それは永遠に交わることの無い世界で交わされる。

あなたとわたし。

いつかそばにいられる日が来ますように。


11/7/2024, 9:05:19 AM

「柔らかい雨」

雨なんて嫌いだ。

晴れてる方がいいに決まってる。

雨が好きなんていう人いるのか?

雨の日は学校に行く気がなくなる。

いつも通り、傘をさして学校に僕は向かいながらそう思った。

そして、いつも通り授業を受け、帰ろうとした時。

僕が片思いをしている彼女が下駄箱で止まっていた。

「どうしたの?」と声をかけると

「傘忘れちゃって」と彼女は言った。

「家まで送ろうか?」と僕は勇気を出した。

「いいの?近いから弱くなったら走ろうと思ってたんだけど。」

そういう彼女に僕は

「今風邪ひいたら大変だし、良かったら。」

「ありがとう。」

という彼女。僕は少し雨に感謝した。

いつも、痛く感じていた雨が少し柔らかく感じた。

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