羊と猫の冒険

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2/6/2024, 2:41:15 PM

時計の針


体内時計の針が弱々しく動いている。
ちょっとした衝撃でリズムが乱れ
長針が曲がっていて短針に引っ掛かる。
一度動きを止めて修理したいけど
今は休むこともできない。
ズレた針を無理矢理に手で動かして
社会の時計に合わせてみる。
大丈夫。なんとか合っている。
大丈夫なのか?
とりあえず合わせてみる。

2/5/2024, 1:18:55 PM

溢れる気持ち


溢れる気持ちを掛け流していたら
ママうざいと言われるので
たまにコップで渡すようにしたら
喜んでもらってくれました。
たまにと言っても朝昼夕晩で
コップと言ってもジョッキだけどね♡

2/5/2024, 12:34:20 AM

Kiss

どうしよう。
大丈夫。
なるようになるだけ。

愛情はやさしく触れるだけで
伝わる。Kissのように。

1/31/2024, 11:57:44 AM

旅路の果て


今のところ、旅というほどワクワク感はなく
冒険というほどのハラハラ感はいらない。
歩みを止めることなく
一歩ずつ前へ進んでいると思いたい。
少し先にあるだろう岐路が見えたとき
あなたの進みたい方向へ踏み出そう。
その路の先は、まだまだ続いていて
果てなんて見えやしないんだから。

1/29/2024, 1:52:47 AM

街へ


ちょっと田舎のこの町から
ちょっと都会のあの街へ出かけた。
一見、普通に家族がいて友達がいて
一見、普通に仕事や学校に行って
一見、普通に生活しているような
人達が街に溢れている。
心身の不調と闘う娘と私は
電車に乗って街に混ざっていた。
向かいの席に、娘より少し歳上の
白いワンピースを着た可愛い人が
座っていた。なんてステキな笑顔の人
なんだろうと、目の端で見ていた。
その両腕にはリストカットの傷跡が
並んでいた。
こんな可愛い笑顔の人が、どんな思いで
毎日過ごしているのだろうと思った。
特別なことなどなくても、充実した
穏やかな日常を過ごすことが
どうしてこんなに難しいのだろう。
街には、普通に見える人達で溢れている。


余談_φ(・_・
ここでの“普通”という言葉の使い方が
あまり好きではないのですが
あえて使います。

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