安心と不安
屋根の下のメリーゴーランドと
支柱の上のジェットコースター。
同じところをグルグルまわる安心
だけでは物足りず、急降下の
内蔵が浮くスリルを時には欲する。
だけどそのスリルも、アームとベルトで
しっかり固定された安心の上でのスリル。
安心の上での不安をスリルとも言い
安心の上での不安を時に人は欲する。
こんな夢をみた
17歳の娘が、夢の中では20代か30代の
大人になっていた。
テーブルで誰かと食事をしていて
変わらぬ可愛い笑顔だった。
そこに私も居たのかはわからない。
ただ、その笑顔で安心できたのだ。
タイムマシーン
タイムマシーンに乗って
少し先の未来に行ってみたとする。
先行きが見えて
安心するのだろうか。
希望を持てるのだろうか。
タイムマシーンより
手っ取り早く幸せでいれる
ひみつ道具を
お願いドラえもん。
余談_φ(・_・
娘の体調が、年末から低空飛行中。
学校には遅刻しながらも行っている。
登下校することで軽い運動と日光浴は
できているけど、毎日よくわからない
心のモヤモヤと闘い、睡眠障害で夜は
寝付けず朝は起きれない。
やる気が出ず何も手につかず
かと言って何もしないとヒマ過ぎて
手っ取り早くケータイを触っておく。
それさえも疲れてきて、何もできず。
このループからどうやって抜け出せる
のか。
ただただ、今できることをやってみる。
海の底
だらだらと次々流れる動画を観ていたら
『閲覧注意』と記載のものが再生された。
どういう状況かわからず観ていたら
怖ろしい事件が映し出されていた。
観たくなかった。
知りたくなかった。
それほど残酷で哀しいものだった。
ヒトの人生を奪ってまで得たいことなのか。
悪魔がいないのなら海の底で生きよう。
暗くても息がしにくても
獲物にされないのなら海の底で生きたい。
閉ざされた日記
閉ざされた日記は黒く
負の感情で淀んでいる。
閉ざされた日記は白く
自分領域が守られている。
閉ざされた日記の世界はモノクロで
内と外のバランスを保っている。