溢れる気持ち
溢れる気持ちを掛け流していたら
ママうざいと言われるので
たまにコップで渡すようにしたら
喜んでもらってくれました。
たまにと言っても朝昼夕晩で
コップと言ってもジョッキだけどね♡
Kiss
どうしよう。
大丈夫。
なるようになるだけ。
愛情はやさしく触れるだけで
伝わる。Kissのように。
旅路の果て
今のところ、旅というほどワクワク感はなく
冒険というほどのハラハラ感はいらない。
歩みを止めることなく
一歩ずつ前へ進んでいると思いたい。
少し先にあるだろう岐路が見えたとき
あなたの進みたい方向へ踏み出そう。
その路の先は、まだまだ続いていて
果てなんて見えやしないんだから。
街へ
ちょっと田舎のこの町から
ちょっと都会のあの街へ出かけた。
一見、普通に家族がいて友達がいて
一見、普通に仕事や学校に行って
一見、普通に生活しているような
人達が街に溢れている。
心身の不調と闘う娘と私は
電車に乗って街に混ざっていた。
向かいの席に、娘より少し歳上の
白いワンピースを着た可愛い人が
座っていた。なんてステキな笑顔の人
なんだろうと、目の端で見ていた。
その両腕にはリストカットの傷跡が
並んでいた。
こんな可愛い笑顔の人が、どんな思いで
毎日過ごしているのだろうと思った。
特別なことなどなくても、充実した
穏やかな日常を過ごすことが
どうしてこんなに難しいのだろう。
街には、普通に見える人達で溢れている。
余談_φ(・_・
ここでの“普通”という言葉の使い方が
あまり好きではないのですが
あえて使います。
安心と不安
屋根の下のメリーゴーランドと
支柱の上のジェットコースター。
同じところをグルグルまわる安心
だけでは物足りず、急降下の
内蔵が浮くスリルを時には欲する。
だけどそのスリルも、アームとベルトで
しっかり固定された安心の上でのスリル。
安心の上での不安をスリルとも言い
安心の上での不安を時に人は欲する。