もしもタイムマシンがあったなら
今来た道が嫌になって
タイムマシンで戻ったとしよう。
違う道で再スタートしても
あみだくじのように思わぬ方向へ行く。
行きたい方向へ行くためには
何度もタイムマシンで戻る。
……考えただけで面倒臭い。
今来た道でいいやってなる。
それでいいのかも知れない。
私の名前
私の名前には『美しい』の『美』
が入っている。一卵性双生児の姉も
同じく『美』が入る。
いわゆるソース顔女子で、可愛いとは
言われないが、美人と言われた過去が
ある顔立ちだ。女優さんや何故か顔の
濃い俳優さんまで、似てると言われた
ことがある。とりあえず、名前負けは
していないと言っておこう。
キラキラネームでもなく平凡な名前
だが、私らしいと気に入っている。
視線の先には
老眼が始まって、視線の先のピントが
なかなか合わない。
遠くは見えないが、近過ぎてもボケる。
あなたの表情も、ちょうどテーブルを
挟んで向かい合った距離ぐらいが
よく見えるよ。
それぐらいの、付かず離れずの関係が
丁度良い。
よく見える視線の先には、永続きする
友や家族がいる。
私だけ
ヒトほど、いつまでも親に頼り
いつまでも子を守る動物はいない。
ヒトほど、親の立場や環境、性格が
子に影響する動物もいないだろう。
ある意味、親の責任も重く、互いに
執着している。
親(子)の幸せは、子(親)次第と言っても
いいほど。
かくいう私も、我が子に執着中。
私がどっぷり支えている今、私が
いなくなれば、娘は途端に不幸に
なるだろう。
それじゃあ、私だけじゃダメなんだ。
娘を守ってくれる他の人が現れて
娘が守りたい大事な人ができること。
私だけじゃなく、他の大事な人が
娘のそばにいることで 、
娘は幸せに、そして強く生きて
行けるだろう。
優越感と劣等感
結局、誰かと比べないと
自分の立ち位置がわからない。
上にいるのか下にいるのか。
でも今は、位置はどうでもよく
自分が立つことに集中している。
ある意味、余裕がなく
ある意味、シンプルだ。