これまでずっと
ryuchellさん
これまでずっと
色んなことに向き合って
たくさん生きてこられたと思います
それを私達に言葉で行動で
伝えてくれて、ありがとう
ただ、まだまだ生きてほしかった
でも、おつかれさま
おやすみくださいと言います
目が覚めると
娘がまだ幼く、添い寝をしていたころ
夜中に目が覚めると、まずは娘を探す。
右に寝ていたはずの娘が左にいたり
部屋の隅の家具と一体化していたりで
たぶんゴロゴロ転がって移動している。
家具の角に身体をぶつけないように
寝る前に座布団やぬいぐるみを
クッション代わりにセッティングする。
心配性の私には、娘センサーが付いて
いるはずなのに、いつの間にか移動
していて、その瞬間を見たことがない。
今は各自の部屋で寝ているが、夜中に
壁にぶつかる音がすると、娘センサー
が反応する。
娘が、この家を離れて圏外になれば
ゆっくり寝れそうかな。
想像するだけでさびしいな。
七夕
『充実した高校生活を送れますように』
一年前の短冊に、娘が書いた願い。
本心の願いで、娘らしいなと思った。
目標に向けて頑張り、とても良い経験
をたくさんさせてもらった。
充実し成長できた一年を過ごした。
ただちょっと頑張り過ぎて体調を崩して
しまった。丁度よく頑張るって難しい。
私の今の願い。
これから何度もくる朝に笑顔で向き合え
充実した一日一日を過ごせますように
友だちの思い出
(友達を作れなかった時期の思い出)
小学生になったときのこと。
体育の授業か何かで先生が、
『お友達と協力して、大きな石を
イメージして持ち上げて』と言われた。
クラスの皆は友達数人で一緒に抱えて
大きな石を持ち上げる仕草をしていた。
私は声をかけることができず
一人で重い石を持ち上げた。
『お友達と協力して、長いヘビに
なってみて』と次に言った。
クラスの皆は友達数人で一緒に繋がって
ニョロニョロ長いヘビになっていた。
私は声をかけることができず
一人で小さなヘビになった。
双子の私は、片割れと幼稚園でのクラス
も同じで常に一緒だったので、さびしい
思いをしたことがなく、友達の作り方を
知らなかった。二人でいると、勝手に
友達の方が寄って来ていた。
小学校に入ってクラスが別れ、はじめて
別々に行動することになり、あえて友達
を作る必要性を知った。
あのときの、重い石と小さなヘビは
今も忘れずにいて、その記憶は、今の私
をつくる糧となっている。
星空
除夜の鐘つきの後
見上げる夜空は
シンとリンとしていて
オリオン座が鮮明に見える
新たな一年のスタートを
毎年、空の星と共に祝う