友だちの思い出
(友達を作れなかった時期の思い出)
小学生になったときのこと。
体育の授業か何かで先生が、
『お友達と協力して、大きな石を
イメージして持ち上げて』と言われた。
クラスの皆は友達数人で一緒に抱えて
大きな石を持ち上げる仕草をしていた。
私は声をかけることができず
一人で重い石を持ち上げた。
『お友達と協力して、長いヘビに
なってみて』と次に言った。
クラスの皆は友達数人で一緒に繋がって
ニョロニョロ長いヘビになっていた。
私は声をかけることができず
一人で小さなヘビになった。
双子の私は、片割れと幼稚園でのクラス
も同じで常に一緒だったので、さびしい
思いをしたことがなく、友達の作り方を
知らなかった。二人でいると、勝手に
友達の方が寄って来ていた。
小学校に入ってクラスが別れ、はじめて
別々に行動することになり、あえて友達
を作る必要性を知った。
あのときの、重い石と小さなヘビは
今も忘れずにいて、その記憶は、今の私
をつくる糧となっている。
星空
除夜の鐘つきの後
見上げる夜空は
シンとリンとしていて
オリオン座が鮮明に見える
新たな一年のスタートを
毎年、空の星と共に祝う
神様だけが知っている
神様は知っているだけ
知っているだけじゃ意味ない
知らない方がいいこともある
知っていて損することはない
それを知ったことでどうするか
どう考えて、どう動くかが大事
神様も知っているだけじゃ
みんなを幸せにできないよ
良き方向に導いてくだされ
この道の先に
進む道の向こうにドアが見える。
それが入口なのか出口なのかは
わからない。
ただ、今いる場所と違うことは
確かだ。ならば、いざ行かん。
日差し
外の日差しはキツかったのかな?
昨日今日とふさぎこんじゃった。
部屋にこもって
目をつぶって
耳をふさいで
私のなでる手も
私の呼ぶ声も
日差しも全て
シャットアウト中
暗闇で耐える子猫に
触れることもできず
声も届かず
どうすることもできず
ただ待つだけ