7/2/2023, 1:59:02 PM
日差し
外の日差しはキツかったのかな?
昨日今日とふさぎこんじゃった。
部屋にこもって
目をつぶって
耳をふさいで
私のなでる手も
私の呼ぶ声も
日差しも全て
シャットアウト中
暗闇で耐える子猫に
触れることもできず
声も届かず
どうすることもできず
ただ待つだけ
7/1/2023, 11:45:38 AM
窓越しに見えるのは
一週間先のことも予想できずに
いる今、列車の窓越しに見える
景色は見通しのよい未来ではなく
現実と薄れていく過去の断片。
未来が過去となり上書きされ
流れる景色が変化していく。
6/29/2023, 4:33:51 PM
入道雲
アラジンの魔神のように
青空に突如現れた入道雲
私の願いを叶えてくれや
しませんか
6/27/2023, 3:33:43 PM
ここではないどこか
ココではないドコかに興味はない
言うなればココにしか興味はない
ココが私の、安定の居場所であり
守るべき所
自宅の自室の自分の硬いベッドで
寝転がりながら、片肘つきながら
再認識する
6/26/2023, 11:07:08 AM
君と最後に会った日
私が高校2年生のとき、小さな黒猫
が数日だけ姿を見せたことがあった。
我が家は団地の2階だったが、玄関
ドア横の階段を数段上がったところ
に、いつもちょこんと座っていた。
出掛ける時はいないのに、帰ってき
た時だけ何故か見かけた。
玄関を開ける度に中に入ろうとする
ので、『ごめんね。中には入れない
よ』と声をかけてドアを閉めていた。
そんなやり取りを数日繰り返してい
たある日、私の両足の間を八の字に
身体を擦り寄せてきたので、『おば
あちゃん?』と声をかけると、私を
見上げてから階段を降りていった。
少し前に亡くなったおばあちゃんだ
と思い、とても嬉しかった。
その日以来、ぱたりと見なくなった
が、あの可愛い黒猫を今でも覚えて
いる。