12/2/2022, 1:32:12 PM
光と闇の狭間で
光と闇、昼と夜だ。どっちつかずの私たちはその真ん中で息をしている。
昼はひなたでうつらうつらと夜を待ち
夜は布団でうつらうつらと朝を待つ
うつらうつらとなんとなく寝ることばかりを思うのだけれど、それが一番不幸から遠い場所だと思うのだ。
光と闇の狭間というのは、それは私たちの生活で私たちの惑星のことだろうといたずらに考えてみる。どちらかひとつなんて選べない。よくばりに、生きている。
12/1/2022, 7:54:25 PM
距離
距離は離れていても心は繋がっているなんて嘘だ。距離の単位が大きいほど幾つもの見えない糸ははち切れ途絶えた。
そんなもんだった。そんなもんだったと自分に言いきかせる。糸は結び直さない。結び直せないんだ。
変な意地だけが私を守っては壊してきた。素直な自分だったらきっと距離など最初から生まれていないのだ。
糸を知らないうちにすり減らしていたのはきっと自分。そしてもうもとには戻らない糸をてばなしたのも自分。どこかで糸をつなぎとめようとしてくれた人もいたのかもしれないのに気づけなかった自分だ。
ああ、もうもどれないところまで、随分遠くまで来てしまったみたいだ。