星空の下で
夏に北アルプスに5日間こもった思い出。
途方もない道のり、夜中は氷点下、テント下はゴツゴツの石だらけで寝やすい環境ではなかった。
10時間も歩き続けて、あとは寝るだけ。次の日も山行は続くのに全然寝れる気配がしない。
今何時だろう?3時にはおきなきゃいけないのに。明日ぶっ倒れちゃうかもしれないな…
しょうがない、外の空気でも吸うか。
ありったけの上着を体にかぶせて外に出た。寒い、そして明るい。この明るさは都会に負けないくらい、さんさんと輝いていた。
おうちからだと見えない景色。地上からの光が強すぎていつもは隠れちゃってるみたい。でも山に行くとこんにちはしてくれる星々。
寝れなくてよかった。
「嘘」にちなんでアリストテレスの「問答法」について考えた。
アリストテレスの師匠、プラトンは「無知の知」を唱えた。どれだけ賢い、と言われる人であってもこの世の原理原則、仕組みを全て知っているなんて1人たりともいない。プラトンは傍からみれば天才と言われていたがその真実に目を向け真摯に学んだそうだ。
「問答法」はいわゆる知識人にあらゆる物事について質問していくのだ。人はこれが正しい!という各々の価値定規で物事を見ている。だか、本当にそれは絶対なのか、それを尋ねまわったのだ。
その逸話の中で「嘘をつくことは悪か?」という問いを投げる。大抵、悪と答える。そこでアリストテレスは自殺をしたい友人がいて、「ナイフがあれば首を切れるのに・・・君、持ってないかい?」自分はちょうど持っていた。しかし死なれたくないので「持ってない」と答えた。この嘘は悪なのか?と聞く。
このような切り口で知識人たちを詰まらせたことでアリストテレスは投票により処刑されてしまう。理不尽なことだとは思う、しかし、そうなることを予想できなかったのか?とも思う。要するに、何事も捉え方次第なのだ。
絶対、の価値観なんてないのに、多くの人は(受験生の私も含め)そういったものがあるように思ってしまう。
得意げになり、私はテストの場でその虚構さに撃沈したことが何回もある。謙虚さは根底にあるべきだ、と思った日だった。
私と相手、どちらが先に目を逸らしてしまうかゲームが勝手に開催される笑
小学生のときは目が合うとドキッとする、みたいな恋愛テク?としてやってたんだけどいつの間にかベクトルが変わったみたい。
この習慣を続けてると、案外みんなしゃべり相手の顔は見ないんだな〜ってことに気づいた。90%以上、私の勝ちだから笑
相手の目を見て話そう、って言われてきたのにいざやるとなるとシンプルな割にむず痒いな
バレンタインの季節は
どこもかしこも「♡」だらけだ。
この形は誰が生み出したの?
心、愛、恋。目に見えなくて抽象的でめちゃくちゃな
厄介やろうだ。
だって気分屋でコントロールしにくいし、、
心、つまり気持ちは脳がつくってる
でもおかしいぞ。
色々なことを経験して、色々なことを考えたりするのって、これも脳でやってんだよ、?
自分のカタチがわからんな〜
みんな違ってみんないい。
本当に心からそう言えるのか?と思ってしまう。だってみんなもっと賢くて綺麗でスタイルが良くてお金持ちで人から好かれたい、いいな〜あの子はって思ってまうやん!
ただ、ある本からの引用
「今すぐ不幸になる方法か一つだけある。それは席について周囲の人間を見てごらん。そしてその人にあって自分に無いものをひたすら思い浮かべるんだ。ほおら、苦しくなってきただろう?」
私は世界一自分を愛してる。