3/21/2023, 1:19:16 PM
二人ぼっち
世界に君と僕しか居なかったとして
僕は君を今ほど愛せるだろうか
「自分」は世界に一人しかいないのに
それほど愛せているとは言えない
そんな僕が
世界に一人しか居なくなった「他人」の
君を、愛せるのかな
僕らは結局
何かと比べることでしか
大きさを計れない
大きさがわからないから
その強さに自信がもてない
それを知ったとして、
どうしようもないことだけど
今この世界で
君と僕が存在していることに
感謝を。 恐怖とともに。
相対評価のふもとから、
君へ
獏夢無
3/21/2023, 12:23:24 AM
夢が醒める前に
嘘から本当に向かう途中
君とすれ違う
自ら嘘に向かう人が居るとは
と呆気にとられていると
君はうっすらと微笑んで
「頑張ってください」という
何もかも見透かした瞳に
僕はすれ違った後も
その場に佇んだ
嘘から本当に向かう途中、、
あの目的地は
本当にホントウか
気にしたことのない、
疑いすらしなかった前提
僕は道をそれて
弾かれたように走り出す
道なんかない
どこに向かうかもわからない
それでも走り出さずには
居られなかった
イマから夢に向かう途中
夢から醒めてしまう前に
獏夢無(バキューム)