二人ぼっち
世界に君と僕しか居なかったとして
僕は君を今ほど愛せるだろうか
「自分」は世界に一人しかいないのに
それほど愛せているとは言えない
そんな僕が
世界に一人しか居なくなった「他人」の
君を、愛せるのかな
僕らは結局
何かと比べることでしか
大きさを計れない
大きさがわからないから
その強さに自信がもてない
それを知ったとして、
どうしようもないことだけど
今この世界で
君と僕が存在していることに
感謝を。 恐怖とともに。
相対評価のふもとから、
君へ
獏夢無
3/21/2023, 1:19:16 PM