『瞳を閉じて』
貴女を傷つける全ての人間を
僕が貴女の視界から永遠に消してあげよう。
たとえ貴女がそれを望んでいなくとも。
泣かなくていいんだ。
だって、貴女が愛しているあの人間も、
裏では金のために君を殺そうとしているの
僕は知っているから。
友達だって貴女の地位にしか
興味がないみたいだし……
可哀想に…
身分が故に
誰も貴女を人間としてなんか見ていない。
相手の目には金、身分そんなものしか写っていない。
貴女を、
貴女の全てを本当に愛しているのは僕だけだ。
だから、貴女は何も知らなくていい。
貴女が真実に気づいてしまう前に、
貴女が傷ついてしまう前に、
僕が何もかも消してあげる。
ほら、瞳を閉じて
貴女が幸せに生きれる世界を
僕が作ってあげる。
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『終わらない物語』
道をずーっと歩いてきた。
かなり長い道。前も暗かった。
でもやっと終わりなのか、
夜が明けるみたいに
歩く度に道が明るくなっていく。
暗い道は最初は怖かったけれど、
歩き続けているうちに怖くなくなって
今はこの道が終わってしまうのが少し寂しいくらいだ。
あと少し。
あとはこの道から飛ぶだけだ。
眩しい暖かい光に包まれて私の体は落ちていった
泣き声が部屋に響く。
「おめでとうございます!元気な女の子ですよ〜」
『やさしい嘘』
私を置いていくのなら
どうかやさしい嘘はつかないで。
あなたには死ぬまで正直者でいて欲しいから。
『あなたへの贈り物』
今日は母の誕生日
欲しいものが分からないし、
サプライズにも興味がなさそうだから
欲しいものないの?って聞いたら
うーん、とくにないかな〜って言われて。
困っちゃうなぁ。
自分だけ色々してもらってるの
なんかモヤモヤする。
今日も誕生日ケーキ私の方が多く貰ったし…
今、お小遣いを全部自分のものに
使わせてもらってる分
将来色んな場所に連れて行ってあげたいな。
まずはハワイへ飛ばそう!!
勉強頑張らないとね〜
『羅針盤』
君は羅針盤のような
気持ちがしっかりしていて
ブレない真面目な人だけど、
私が抱きつくと顔を真っ赤にして
目を泳がせている君が
狂ってしまった羅針盤みたいで
笑えてきちゃうんだ。
『明日に向かって歩く、でも』
ギリギリを歩いちゃうと
止まると引きずられて痛いんだ。
だから、元気な時はちょっと走ってみたり
無理はしないで、できる時に少しずつ
完全に止まりさえしなければ
いくらでも道は選べるはずだから