『瞳を閉じて』
貴女を傷つける全ての人間を
僕が貴女の視界から永遠に消してあげよう。
たとえ貴女がそれを望んでいなくとも。
泣かなくていいんだ。
だって、貴女が愛しているあの人間も、
裏では金のために君を殺そうとしているの
僕は知っているから。
友達だって貴女の地位にしか
興味がないみたいだし……
可哀想に…
身分が故に
誰も貴女を人間としてなんか見ていない。
相手の目には金、身分そんなものしか写っていない。
貴女を、
貴女の全てを本当に愛しているのは僕だけだ。
だから、貴女は何も知らなくていい。
貴女が真実に気づいてしまう前に、
貴女が傷ついてしまう前に、
僕が何もかも消してあげる。
ほら、瞳を閉じて
貴女が幸せに生きれる世界を
僕が作ってあげる。
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『終わらない物語』
道をずーっと歩いてきた。
かなり長い道。前も暗かった。
でもやっと終わりなのか、
夜が明けるみたいに
歩く度に道が明るくなっていく。
暗い道は最初は怖かったけれど、
歩き続けているうちに怖くなくなって
今はこの道が終わってしまうのが少し寂しいくらいだ。
あと少し。
あとはこの道から飛ぶだけだ。
眩しい暖かい光に包まれて私の体は落ちていった
泣き声が部屋に響く。
「おめでとうございます!元気な女の子ですよ〜」
1/25/2025, 11:45:34 AM