またどこかで

Open App
9/29/2022, 5:48:44 AM

スポーツ選手の推しとファン
いつも試合後に話に行くと
応援してくれてるからとペコペコしている推し
つられて憧れだからペコペコしているファン

だけど話終わったあとの
別れ際には必ずバイバイと手を振ってくれる

スポーツしているときには見られない
手を振っている姿は最高に可愛い




別れ際に

9/27/2022, 11:01:18 PM

雨女の自分としては
デートのときに雨なんていつものこと

今日は久しぶりに晴れて
うきうきで傘を持たずに
デートへでかけた

彼と待ち合わせした後すぐに
突然雲行きが怪しくなり
雨雲レーダーをみてみると
5分後に雨が降り始める、と

急げ!!
目的地のお店まで早歩き…
と思った矢先すぐに大雨が降り始め
2人手を繋ぎ雨の中走り出す

軽い雨宿りができる屋根がある場所に避難
横を見るとびしょ濡れになってる彼
目が合い、少しした後2人して大笑い

やっぱり私たちのデートには雨がつきものだ
でも楽しいハプニングに繋がるなら問題ない




通り雨

9/27/2022, 9:39:53 AM

「何食べてるの!焼き芋?共食いやん!!」
「いやいや焼き芋はさつまいもやん!里芋ちゃうやん!」
「芋には違いない!」

そう私のあだ名は『里芋』



秋🍁

9/26/2022, 12:00:39 AM

教室が並ぶ廊下
一番端の窓からはグラウンドが見え
運動部の元気な声が聞こえる

探そうとしていないのに
パッと目に入るのはいつでも彼なのだ



窓から見える景色

9/23/2022, 10:47:39 AM

「おーーい!いい景色だぞ!おいでよ!!」
声がする方に目を向けると
ジャングルジムの頂上にいる彼が見える
『無理だよ!怖い!!』
怖がりの私は2段ぐらい登ったところで
怖くなりその先登れなくなってしまう




「おい、さすがにもう登れるだろ。登ってみようぜ」
あれから月日が流れ私たちは20歳
地元の公園で彼に言われる
『落ちそうになったら助けてよね』
少し怖いが強がって登ってみようとするが
手足が震えてうまくのぼれない
そんな私を見て彼が手を伸ばしてくれた
「ほんとビビりなの変わらないよな」
バカにした言い方をしているが
なんだかんだ助けてくれる彼
『うわぁ!結構高いんだね』
頂上に初めて登れた私は少し感動していた
あの時登れず見れなかった景色はこんなものかと
「昔と景色変わってないなぁ」
隣でそんなことを言う彼

長い間ずっと一緒に過ごしてきたけど
初めて一緒にすることもある
お酒を飲んだり、ドライブに行ったり
子どもの時には全然想像つかなかったなぁ
この先もずっと2人でそういう思い出を
作っていくんだろうなと思っていた。

「なあ。俺お前と幼なじみでよかったなって思ってるよ
だからこれからも幼なじみとしてよろしくな
俺彼女できたんだ、一個下の後輩。」



私はその言葉を発した彼の横顔を
一生忘れることができないだろう。





ジャングルジム

Next