『今年のクリスマスどうする?土日だよ!』
と12月の頭に恋人が言ってくる
「あーごめん。両方フットサルの試合なんだよね…」
自分だって恋人とクリスマス過ごしたいのに
試合を組まれては試合を優先したい
『そっかー!じゃあその前の週の土日どっちかでお出かけ行こう!』
クリスマスに会えないことをグチグチ言わず
別日にお出かけの提案をしてくれる
『え、ねぇその試合まだ無観客?見に行けないの?応援行きたい…』
クリスマスに会えないことに対して怒らず
なんなら試合の応援に行きたいと言ってくれる恋人
自分の恋人はこの人しかいないと確信した
イブの夜
私の推しはフットサル選手
サッカーで言うJリーグあたる
Fリーグにも出たことがある
素晴らしい選手
彼はとてもフレンドリーで
見に行った試合の後は
必ず私に対してアクションを起こしてくれる
コロナ感染拡大前は終わったあと会場で
コロナ流行の今は試合後選手との交流が
ダメになってしまったのでインスタのDMで
「試合後の挨拶のとき、いつも手振ってるのに全然気づいてくれないよね。いつも俺手振ってるのに…」
最後の挨拶の時、私は推しを見てられない
のに推しは私のこと見つけて手を振ってくれていた
なんて勿体ないことを今までしていたのだろうか
推しと言うのは手が届かないから
推しと言えると私は感じている
だからこそ距離が近すぎると
欲が出てしまいそうで少し怖い
距離
今日は初めてのデート
「次どうしようか。解散する?」
そう言われた
「あー。そうだね…」
一緒にいて楽しくなかったのかな
家に帰ってから今日のデートを振り返った
そんなころ最初のデートは3時間程度
もっと一緒にいたいなと思っている時点で
終わらせるのがいいっていうのをネットで見た
今日解散した時間は会ってから
3時間がたったころだった
そんなこと気にしていたのかな
そう思うと愛おしく思えた
けどやっぱり好きな人とは
いられるならずっと一緒にいたい
終わらせないで
愛情
測れる機械がない
本物か偽物かも分からない
分かるのは本人だけ
あなたが私に向けている
その愛情は本物なの?
それとも
いいように使いたいがために
向けている偽物なの?
愛情が測れる機械があったら…
とも思うが無くていいものだと確信した
愛情
[体調不良のため本日20時-ラストおやすみ頂きました。どなたか変わっていただける方いらっしゃいますか。]
アルバイト先のLINEグループでそう送る。
10分後
[体調不良って何!?熱?大丈夫?]
そうやって個人LINEをくれる好きな人。
[微熱だから大したことないと思うけどこのご時世だからね…]
と返す。すると突然電話が来る
「どうせ暇ですよね、電話しましょ。体調は?」
と。
あぁ今日もやっぱり好きだ。
微熱