9/22/2024, 12:44:43 PM
―声が聞こえる―
声が聞こえる、
君の声が、
私が初恋した、君の声が、
その声が私に向けて―
ではなかった。
君は優しく違う人を
そっと、
自分の方へ寄せていた。
だよなぁ、と
切ない笑みを浮かべてその場を去る。
その瞬間、
時空が歪むような感覚がする。
頭にさっきの画像が
張り付いて
ぼやけて
私は瞳を開いた。
朝5時半。
濡れた枕から起き上がる。
今は君の声も
忘れてしまった。
9/21/2024, 2:40:32 PM
―秋恋―
私は
とても心が広くて、
爽やかで、綺麗で、
素敵な景色を見せてくれる
君に恋をした。
でも、
いくら頑張っても
君には届かず
気づけば
君との間にある空気は
冷たくなっていた。
そして、
私は君を忘れるために
赤く染まってしまった。
9/20/2024, 1:39:09 PM
―大事にしたい―
身体に障がいがある人は言っていた。
「自分で出来ることは自分でやりたい」と。
これは障がいが無くても、きっと同じだろう。
人を助ける、大切にする、とはどういうことだろう。
それは、お互いのことを知るところから
始まるのではないか。
自分の個性を大事にすることは
きっと、
相手との関係を大事にすることに繋がる。
9/19/2024, 1:24:50 PM
―時間よ止まれ―
自分以外の時間が止められたなら…
いや、僕は止めないだろう
1分、1秒でも長く君と過ごしたいから。
9/18/2024, 1:16:32 PM
―夜景―
夜、あなたと喧嘩をして
マンションの扉を開いた瞬間、
目の前の景色は
光を放つけれど
私の瞳には上手く届かず
色とりどりのスパンコールのように
ぼやけて見えた。