蒼夏

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9/6/2024, 3:00:05 PM

ー時を告げるー

時間は目に見えない。

目に見えない大切なものは

きちんと言葉で伝えることが大事。

たった今、ラジオが9月7日のはじまりを告げた。

9/5/2024, 2:25:14 PM

ーかいがらー

背中にみんなそれぞれ違う貝殻を背負い

それぞれの道を進む。

途中に坂道があったり、

素敵な夕日に足を止めたりするかもしれない

そして、また

交差点がたくさんあるでしょう。

いくつもの交差点での出会いに感謝できた時

自分の貝殻が大きくなったと感じるでしょう




9/4/2024, 10:43:00 AM

ーきらめきー

きせきなんて起こるのかって

らいねんもしかしたら、なんてつぶやく。でも、

めったにないことがきせきなら

きょう、今ここにいることがきせきなんだろう




蒼夏


立ち止まってみればきらめきがみつかるかも。





9/3/2024, 10:32:50 AM

ー些細なことでもー

今日は私の17歳の誕生日。

17歳になるこの日のこの瞬間は

一生に一度しか来ない。
そう思うと、特別な感じがする。

だからといって、
昨日の自分と、
今日の自分で何かが変わったかっていうと
多分何も変わってない。

変わっていないけど、
今日は
私の目にうつる些細なことが
いつもより色づいているように見える

今日の0時0分。
私はただのLINEのメッセージを開いた。

一生に一度しか出会えないような友達からの。

蒼夏















9/2/2024, 11:35:21 AM

ー心の灯火ー

僕は高校生の時、人間関係のもつれや勉強の不安から精神疾患になってしまった。

毎日朝起きると、心が持っていかれるような重さに襲われる。

学校の最寄り駅。地獄の入口。
電車から降りた時、たくさんの同じ学校の生徒が流れるようにエスカレーターに向かっていく。
ほとんどは知らない生徒。分かってる。
頭の中では分かっているけど、息が止まる。
人の視線がガラスのように突き刺さる。
これが恋なら良かったの、に―
今は楽しいことも考えられない。

時が戻ればなんて何度思っただろう

先生の「大丈夫だよ」も割れた心にかけた布みたいだ。


ある日、違うクラスにいる親友が僕のクラスにやって来た。

「なぁ、俺、この前髪切ったんだけど、坊主似合ってると思う?」

僕のことを何も知らないのか、
知らない振りをしてるのか…

「似合ってるよ。」
出来るだけの笑顔で言う。

「みんなバカにしてくんだよ」

「俺は似合ってるって言ってるじゃん」


「あははっ。確かに。ありがとな。
お前も俺さえいれば無敵だな。」
にひっと笑いながら肩を組む。



冷えきった僕の心に灯火が灯った。


蒼夏

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