もか

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5/8/2025, 4:48:41 PM

初めてあんなに人を好きになった

1個下の大人びた男の子

かっこいい車に乗って来て

雨が降っていたのに外に出てドアを開けてくれた

夜のドライブをして、2人でタバコ吸って

1個しか違わないのに私は見栄を張って服を買ってあげた

少しでも余裕があるように見せたくて。


君の家の前を通る度にどうしても車に目がいってしまう

こういう時、家がお互い近いのはよくない

友達の紹介で、会うまで何回も電話に誘ってくれて

とっても楽しかった。ずっと話せた。


会った瞬間に惹かれた

なんで今まで見つけられなかったんだろって思った

そのくらい、魅力的だった


けど、もう君の名前も呼べない

呼ぶ資格がない

君も私の事なんて忘れてるだろう

忘れていて欲しい。


きっと私の友達から私の悪い所を山ほど聞いているのだろう、

大丈夫、覚悟はしていた、今の彼と付き合う時に

悪く思われてもいいと思う反面

噂を信じないで欲しい、私から話をさせて欲しい

私を信じて欲しいと願ってしまう。

もう、会うこともないのに。

こんな私の醜い想いは届かない、届かせたくない

どうか、届かないで……












「届かない……」

4/15/2025, 6:11:15 AM

あなたと幸せな未来があったらいいなって想像しながら
私はあなたじゃない人のことを想ってる。

この気持ちがどうにかなって、このまま間違わずに
私はあなたと楽しい思い出を作れたらな
なんて、漠然と考えてる









「未来図」

12/16/2024, 3:38:51 AM

雪国と言われているこの場所に住む人達は

雪が降らないことを願うことが多い

雪を待っているのは

電車が止まって、学校が公欠になることを期待している学生くらいだろう


でも、
雪が嫌いという人はあまりいない気がする

なんだかんだ降って欲しくないと言っていても

みんな毎年楽しみにしているのだろう




ちなみに私は今年も雪だるまを作ります。



「雪を待つ」

11/27/2024, 6:14:40 PM

私にとっての「愛情」とは言葉と行動で示すもの

どちらか一方が少なくてバランスが取れないと

それは私にとっての愛じゃない

私以外の人の「愛情」の認識は否定しないし

肯定もしないけど

私のことを知らない人達が

私にとっての「愛情」を否定も肯定もしないで








「愛情」

10/13/2024, 12:52:09 AM

教室で1人、あなたの委員会が終わるのを待ってた

委員会が終わって教室に私を迎えに来てくれて

下校時間ギリギリまで教室でおしゃべりした

駅までは手を繋いで歩いて20分の道を遠回りして

他愛もない話をしてたあの時間が何よりも好きだった

あなたとお別れする瞬間は何よりも嫌だったけど



1人になった電車の中で帰り道のことを思い出す

誰もいない駅のホームで手をつなぎながら電車を待った

電車が来る直前にあなたが優しくしてくれたキスが

私はとても愛しかった










「放課後」

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