初めてあんなに人を好きになった
1個下の大人びた男の子
かっこいい車に乗って来て
雨が降っていたのに外に出てドアを開けてくれた
夜のドライブをして、2人でタバコ吸って
1個しか違わないのに私は見栄を張って服を買ってあげた
少しでも余裕があるように見せたくて。
君の家の前を通る度にどうしても車に目がいってしまう
こういう時、家がお互い近いのはよくない
友達の紹介で、会うまで何回も電話に誘ってくれて
とっても楽しかった。ずっと話せた。
会った瞬間に惹かれた
なんで今まで見つけられなかったんだろって思った
そのくらい、魅力的だった
けど、もう君の名前も呼べない
呼ぶ資格がない
君も私の事なんて忘れてるだろう
忘れていて欲しい。
きっと私の友達から私の悪い所を山ほど聞いているのだろう、
大丈夫、覚悟はしていた、今の彼と付き合う時に
悪く思われてもいいと思う反面
噂を信じないで欲しい、私から話をさせて欲しい
私を信じて欲しいと願ってしまう。
もう、会うこともないのに。
こんな私の醜い想いは届かない、届かせたくない
どうか、届かないで……
「届かない……」
5/8/2025, 4:48:41 PM