君と結婚して家族になって
君と一緒に何をしよう?
僕と君の趣味。スイーツを食べに、いろんなお店に行ってみようか。
ホールケーキを切らずに、2人で食べてみたい。って言ってたよね。それもしよう。
2人でいろんな場所に旅行に行く。そういうのもいいよね。
けど僕は、何もしないで部屋でのんびりする。それだけでもいい。
だって、君と一緒にいられるだけで、僕はこんなにも幸せだから。
「良い天気だね」
キミと並んで街を歩きながら、空に向かって腕を伸ばす。
「そうだね。穏やかに晴れて、まさに冬晴れ。って感じだね」
マフラーに顔を埋め、キミはニコニコ笑う。
いつもは車で通る道。そこを、天気も良いし、たまには歩こうよ。というキミの提案で、歩いていた。
「あ、見て見て、こんなところに花が咲いてるよ」
キミは足を止め、しゃがんで花を見ている。
「ホントだ。いつもみたいに車で通ってたら、気付けなかったよね」
僕も隣にしゃがみ、花を見つめる。
「また、温かい日は歩きで出かけようか」
「うん、そうしよう」
穏やかに晴れた冬晴れの日。僕たちの心も温かくなったのでした。
自分が考える幸せとは
自分がいなくなった時、悲しんでもらえること。
そして時折、こんなことあったよね。
って思い出してもらえたら、さらに嬉しいかな。
と思います。
輝く星の姿が見えなくなると、日の出の時刻が近づく。
日の出の時刻になると、空は明るくなり、僕の1日が始まる。
「良い天気だなぁ」
「今日は曇りか」
「…雨か」
天気は毎日違うけれど、1日は始まる。
日の出から始まる新しい1日。
同じような日々の繰り返しだけれど、少しでも笑えるHappyな1日になるといいな。
「今年の抱負…か」
新年初めの出社日。課の全員が今年の抱負を発表することになっていた。
「何を言おうかな」
考えること数分。
「やっぱりこれだよな。昨年よりも、効率良く仕事をこなせるように頑張ります」
発表することが決まり、ふぅーと息を吐く。
「プライベートでは…」
プライベートの今年の抱負は、付き合っている彼女にプロポーズをする。と決めていた。
「どっちも上手くいくように頑張ろう」
拳を握りしめ、気合いを入れるのだった。