YOU

Open App
12/2/2024, 6:22:17 AM

泣かないで と 距離 です。

泣かないで

「すみませんでした」
涙を流しながら、キミは頭を下げる。
「何とかなったし、大丈夫だよ」
安心させようとキミに笑顔を向けるけど、キミの涙は止まらない。
「俺も、キミくらい、仕事に慣れてきた頃にミスをしたことがあってね。上司に助けてもらったんだ」
「…そうなんですか?」
「ああ。謝る俺にその上司は、誰にでもミスはある。次からはミスしないようにしてくれればそれでいい。俺はキミの上司だからね。ミスをした部下の面倒をみるのも俺の仕事。キミが頑張ってくれてるのはわかってるから、気持ちを切り替えて、また一緒に頑張ろう。って言ってくれてね」
「………」
「二番煎じで悪いけど…キミが頑張ってるのはわかってる。何かあったときにはフォローするから、ミスを恐がらず、仕事を一緒に頑張ろう。ね、もう泣かないで」
キミの目を見つめると
「はい。ありがとうございます」
目に涙を溜めたまま、キミは微笑むのだった。


距離

休み時間。
廊下で友達と楽しそうに話すキミを見かけた。
「あ…」
俺に気づいたキミは俺に手を振ってくれる。
俺はそれに片手を軽く上げ、応える。
これが俺とキミとのいつものやり取り。
仲の良い幼なじみ。として有名な俺たち。
2人で並んで歩いていても、周りからは、仲が良いね。
と言われるだけ。
正直言って、キミに片思い中の俺には、その言葉は痛い。
隣にいるのに、キミとの距離が遠く感じる。
幼なじみとして、隣にいられなくなる。
その恐怖は感じるけれど、このまま、ただの幼なじみでいるつもりはない。
誰かに取られてしまう前に、想いをキミに伝えようと思うのだった。

11/30/2024, 9:42:09 AM

白い息を吐きながら、キミと会社までの道を歩く。
「寒いね」
キミは、コートのポケットに手を入れ、身を縮こませる。
「そうだね。吐く息が白いと、冬のはじまりを感じるよ」
「あー、会社なんて行かずに、家に帰りたい」
手袋をした両手に息を吐くキミに
「そうだね。でも、仕事だから仕方ないよ」
そう言うと
「わかってるんだけどさ」
キミは不満そうな顔をする。
「少しでも寒くないようにするからさ、頑張ろう」
キミに笑いかけると
「…どうやって?」
首を傾げるキミの手をギュッと握り
「少しはあったかい?」
と聞くと
「うん」
キミは嬉しそうに笑う。
「じゃ、行こう」
手をつないだまま、会社へと歩いたのだった。

11/29/2024, 9:07:24 AM

今年もあと100日なんだって。
というのを聞いて、
それなら、その100日はこのアプリの課題を
忘れずにこなそう。
と決め、遅れることはあるものの投稿しています。
せっかく続いているこの日課。
来年も、終わらせないで続けていきたいと思います。

11/28/2024, 9:22:56 AM

キミを誰よりも幸せにしたい。
いつも笑顔でいられるように、してあげたい。
いつでも僕はキミの1番の味方でいたい。
それくらい、僕はキミを愛してる。
でもね、キミが間違ってるときは、間違ってる。
ってきちんと言うよ。
だってそれが、キミに対する僕の愛情だからね。

11/27/2024, 9:34:36 AM

キミを好きになって、僕はいろいろと知った。
キミと話すとドキドキして、何を話したか
思い出せないこと。
ついつい、キミを目で追ってしまうこと。
キミのことを考えると、微熱が出たように体が熱く
なってしまうこと。
キミが誰かと楽しそうにしていると、何となくつまらないな。と思ってしまうこと。
誰かを好きになるって、ドキドキして、苦しくなって、感情が目まぐるしく変わる。
楽しいことばかりじゃないけど、キミを好きになって、
知らない感情を知ることができて、良かったなと僕は思う。

Next