仕方無いを呟いて
言いたいを塗りつぶして
みんなの嫌だを自分が全部飲み干したら
愛してくれる?笑ってくれる?
わたしは 役に立てる
?
嗚、、、、
気づいたらひとりぼっちの村人abc。
でも 、
仕方ない 、わたしが選んだ役だし。
─ 。
『ナンデ?ドウシテ?ワタシダケナノ?』
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みんなみたいになりたいなぁ
わたしだって 、 わたしだって 。
殺して
刺して
わたしを燃やして
目から流れる水が鬱陶しい
木偶の癖に
人間みたい
おまえなんか
おまえなんか
生まれてこなきゃよかった
消えたい
消えたい
わたしはわたしが
1番嫌いだ
空が好き
砂利の上が好き
そんなの鳥の自由なのに
鳥はいいね 空を飛べるから
なんて声が聞こえる
誰が鳥に生まれたくて
誰が空を飛びたいって言ったんだろう
どこへもゆける翼を畳んで
2本の足で歩く地面の心地よさを
きっと鳥はあなたたちよりも知ってる
わたしよりもずっと大きな背中 。
しわしわじゃない白いYシャツはお洗濯の良い匂いがする 。
すこしお髭の生えたお顔は
やさしい涙の色みたいな夕焼けに照らされてる。
『 しっかりつかまってるんだよ 』
うん 。離さないよ。おとうさん 。
両手いっぱい抱きしめた大きな背中は
たいようの匂いがするお布団みたいだ 。
わたしを乗せただいすきの塊がりんりんと走り出す 。
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"上手くいかなくても"
なんて暑苦しい。
そんな言葉は遠くへ放って視界の外へ。
前向きな言葉は前を向きたい人間にだけ。
後ろ向きな人間は泥のように淀んだ言葉だけ啜っていたいの。
あなたたちの言葉の海は味が濃過ぎて生きていけないわ。
ねぇ
いつだってわたし達があちらに合わせなきゃいけないのは
前向きな人たちが気分を害するからよ。
多くて偉くて あの人たちがお手本であるからよ。
じゃあわたし達は?
わたし達もあなた達みたいに
嘘みたいにでかい顔をして
"そうじゃない"あなた達を無視して踏み躙って
あなた達なんて此処には居ないわって
あなた達のすべてを否定するわたし達なら
あなた達は何をおもうの ×× 。