鏡花 水月

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11/20/2025, 2:57:03 PM

『見えない未来へ』

私へ
元気ですか、一生懸命生きていますか。
私は今、迷路の中にいます。
ゴールは見つかりません。
どこへ行けばいいのでしょうか。
ずっとなりたかったものを、変わらず目指しています。
私は、なれているのでしょうか。
不安しかありません。
生きるのが嫌になっていませんか。
私のことだからきっとなっているでしょうね。

どうか、未来の私が過ごす日々が、
大切にできる日々でありますように。

まだひとつの光も見えぬ未来へ。

11/19/2025, 2:56:33 PM

『吹き抜ける風』

教室の、少しだけ空いている窓から
冷たい風が入ってきた。
あまりの冷たさに思わず外を見ると、
あの子も外を見ているのが視界に入る。

私の視線を感じたのか、あの子は私の方を向く。
不意に目が合って、
急に鼓動の音が大きくなったのを感じる。

寒いねと微笑むあなたが風邪を引きませんように。

11/18/2025, 3:58:05 PM

『記憶のランタン』

あなたと過ごした日々だけが、
私の心を暖かくしている。
もう何年も経って、灯りは弱くなっているけど、
まだ消える様子は伺えない。

もう何年も経つのに、
あなたがいた日々が恋しくて、
あなたのいない日々は寂しくて仕方がない。

私もそちらに連れて行って。

11/17/2025, 3:44:41 PM

『冬へ』

日が短くなって、北風が強まって、
木の葉は風に舞って、あなたの手にはカイロがあって。
少しずつ少しずつ、冬へ冬へと、変わっていて、
もう今年が終わりを告げようとしている。
あたり一面クリスマスカラーで、
その波に乗って少し浮かれている。
クリスマスの日に、あなたが横にいたら嬉しいのに。

いつかのお正月には、
こたつでみかんを一緒に食べたいな。

11/16/2025, 1:13:16 PM

『君を照らす月』

私とあなた2人、電車までの僅かな道を歩いている。
ちょうど東の方向には満月が登ってきた。
少しだけ前を歩くあなたは月の光を浴びて、
いつも以上にきらきらしているように見える。

お月様、どうか私の恋を応援してください。
ほんの少しの勇気をください。
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