鏡花 水月

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10/21/2025, 2:39:30 PM

『予感』

まるで既に決まっていたことのように、
こうなる予感はあった。
少し心がソワソワして、何となく周りを見渡す。
何ともないと自分に言い聞かせるけれど、
私しか知らない心の奥底には、
誰も知らない解答が記されている。

予感が私を沼へ導く。
そうかもしれないと思ってしまえば、
そうであるに近づいて、違うかもしれないのに、
勘違いが生まれる。

予想がついていた私は、きっともう手遅れだ。

10/20/2025, 3:13:04 PM

『friends』

あんなに仲の良かった君のことが、
今じゃ何ひとつとして分からない。

何を考えているの?何を思っているの?
一緒に居て楽しいって思ってくれてる?

私は変わらず友達だと思っているはずなのに、
変わってしまったのは私かもしれないと、
つくづく思う。

もう戻れないあの頃が、まるで幻想のよう。
おそらくこれからはの私たちは、
変わり続けるしかないのだろうね。

10/19/2025, 3:10:48 PM

『君が紡ぐ歌』

あなたの書く詩がすき。
私はそれに音をのせるの。
あなたが書いた詩によって、この歌は完成していく。

あなたが紡ぐ詩を、ずーっと聴かせてね。

10/18/2025, 2:32:09 PM

『光と霧の狭間で』

普段通りの帰り道。
雨が降ってきたから傘を差した。
その時、横にいたあなたが言った言葉が忘れられない。
どうして傘を差すの?と。
あなたの方向を見ると、雨なんか降っていなかった。

光と霧の狭間はまるで、
雨が降っていなかったあなたと、
雨が降っていた私のようだ。

私はいつも霧の中にいて、ずっとさまよっているけれど、
光側と霧側の距離は、思っている以上に近いのかも。

10/17/2025, 2:41:27 PM

『砂時計の音』

あなたの寝息と少し小さめのアラーム音。
起きなければいけない時間だけど、
あと少しだけ、この時を過ごしていたい。

砂時計を用意して、
あと3分だけはこのままでいようと思う。

かすかに聞こえる、
あなたの寝息と砂の落ちる音。

いつまでも、
あなたの隣で目覚めることが出来ますように。

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