鏡花 水月

Open App
11/19/2025, 2:56:33 PM

『吹き抜ける風』

教室の、少しだけ空いている窓から
冷たい風が入ってきた。
あまりの冷たさに思わず外を見ると、
あの子も外を見ているのが視界に入る。

私の視線を感じたのか、あの子は私の方を向く。
不意に目が合って、
急に鼓動の音が大きくなったのを感じる。

寒いねと微笑むあなたが風邪を引きませんように。

11/18/2025, 3:58:05 PM

『記憶のランタン』

あなたと過ごした日々だけが、
私の心を暖かくしている。
もう何年も経って、灯りは弱くなっているけど、
まだ消える様子は伺えない。

もう何年も経つのに、
あなたがいた日々が恋しくて、
あなたのいない日々は寂しくて仕方がない。

私もそちらに連れて行って。

11/17/2025, 3:44:41 PM

『冬へ』

日が短くなって、北風が強まって、
木の葉は風に舞って、あなたの手にはカイロがあって。
少しずつ少しずつ、冬へ冬へと、変わっていて、
もう今年が終わりを告げようとしている。
あたり一面クリスマスカラーで、
その波に乗って少し浮かれている。
クリスマスの日に、あなたが横にいたら嬉しいのに。

いつかのお正月には、
こたつでみかんを一緒に食べたいな。

11/16/2025, 1:13:16 PM

『君を照らす月』

私とあなた2人、電車までの僅かな道を歩いている。
ちょうど東の方向には満月が登ってきた。
少しだけ前を歩くあなたは月の光を浴びて、
いつも以上にきらきらしているように見える。

お月様、どうか私の恋を応援してください。
ほんの少しの勇気をください。
いい報告をしてみせます。

11/15/2025, 10:42:49 AM

『木漏れ日の痕』

日差しが暖かかったから散歩をした。
暖かいところで寝ているイメージのある猫が、
何故か木陰で寝ていた。
なんでだろうなーって、
近くのベンチに座って考えてた。

たぶん、
寝る前はちょうど木漏れ日が当たってたんだけど、
時間が経って日が当たらなくなったのかなって。

最近疲れてたけど、癒された。

Next