鏡花 水月

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11/10/2025, 3:48:07 PM

『寂しくて』

寂しくて、逢いたくて。
寂しくて、声が聞きたくて。
寂しくて、話を聞いて欲しくて。
寂しくて、温もりを分けて欲しくて。

寂しくて寂しくて、あなたがいない夜なんて、
まるで、明日が来ない世界みたいだ。

11/9/2025, 11:40:11 PM

『心の境界線』

誰か人を好きになりたい気持ちと
人を好きになってはいけないと思う気持ちが
コンクリートの壁で仕切られているせいで、
人を好きになることが出来ない。
いつかこの壁が壊れた時、
私は人を好きになれるのだろうか。

11/8/2025, 10:06:06 AM

『透明な羽根』

誰にも見えない羽根がはえて、
まるで飛び立つように、無意識のうちに飛んだ。
もう、何も考えなくていい、
そう思うと、何も怖くなかった。
私には透明な羽根が生えて、
誰にも知られずに飛び立っていく。

この羽根は透明だけど、
太陽からの光の反射できらきらしているといいな。

11/7/2025, 3:12:21 PM

『灯火を囲んで』

私は、寝る前に本を読む時間が好きだ。
部屋の明るさは暗くしたいから、電気は消した。
代わりに小さな炎を灯した。
私の横で既に眠っているあなたは、眠る前に、
まるで、とても小さな暖炉を囲んでいるかのようだね
と、微笑んだ。

あなたがいれば、どんな場所も暖まるんだよ。

11/6/2025, 12:31:41 PM

『冬支度』

朝晩の冷え込みが増して、
厚着しないといけなくなってきた。
北風も強まって、いよいよ冬が到来。
今年は一段と寒くなる予報らしいことを、
数週間前にテレビで聞いた。
冷え性の私を暖めてくれる人はいないけれど、
今年もカイロとコタツで乗り切ろうと思う。

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