鏡花 水月

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9/16/2025, 10:47:12 AM

『答えは、まだ』

モヤモヤし始めて早くも半年が経つ。
ずっと考えているけれど、答えは出せない。
多分これかなって思うけれど、確証が持てない。
ハッキリさせなければならない訳ではないけれど、
それでも、この気持ちに名前が欲しい。

さぁ、そろそろ長々とした証明を書いて、
答え合わせをしようではないか。

9/15/2025, 1:53:11 PM

『センチメンタル・ジャーニー』

忘れるために各駅停車の電車に乗って一人旅に出た。
行き先は決まってなかった。
気になった駅にでも降りればいいかなって思ってた。

約3時間、電車に揺られて辿り着いたのは終点。
今の私にはどんな駅でも、モノクロに見えた。
終点の街は、
都会でも田舎でもない、そんな場所だった。

猶予は1週間。
これだけあれば、忘れることが出来る。
もう二度と来ないこの場所で、
私は君にさよならを。

9/14/2025, 10:54:28 AM

『君と見上げる月…🌙』

ねぇ、月が綺麗だよ。
独り言のように呟いてみたけれど、
私の横に君はいない。
今日の月は、三日月だった。
ひとりで月を見上げている私を笑っているかのよう。
どこかで君も、この月を見ていますか?
いつか君の横で、月を見上げられますように。

9/13/2025, 10:34:27 AM

『空白』

私には空白の期間がある。
どうやって過ごして、どう思っていたのかが、
記憶から消されているのだ。
思い出したくなくて、抹消したのだと思う。
これからも思い出すことはないし、
あの時に戻ることもない。
もう苦しまないで良いと思うと、嬉しく感じる。

9/12/2025, 1:34:26 PM

『台風が過ぎ去って』

暴風警報が出てなくてがっかりした朝7時。
もう少しゆっくり過ぎ去ってくれれば、
学校が休みになったかもしれないのにな。
いつもそうだ。
夜中に過ぎ去って、朝には潤いのある空が現れる。
なんでいつも夜のうちにいなくなってしまうの?
もっと居て欲しいのに。

でも、台風が去っていった後の空は
とてもとても綺麗で、毎度目を奪われるんだ。

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