涙しながら 笑い転げる
自転しながら 公転する
暗いさだめを吹き飛ばす
遊具のような
そんな人に 私は なっちゃいな

時には投げやり 沈んでも
呑気に浮上し 息をする
夢中のなかの 赤の宇宙で
希望の歌に スカイダンス

追うもんじゃねえ ぶっこ抜く
恐れる先に チルアウトならず
まだ見ぬ間の 一旦停止なし
そう 君がスターだ じゃない

すでてのビタミン坊や
鉄壁の鎧まとえど
風の前の塵と 舞い上がり
今日の太陽
明日を照らすとは限らない

翼折れ 芯に沁みる この脆さ
もう沈まないで
重ね菓子のリスク 往昔の幻
過ぎさりし日々の ありがとう

この一瞬を 駆け刻む
今に分かるさ ダーッ！

炎まとう カマキリの影
坊様は こーろんだ
五目の懐旧 想えばルンパッパ

この釘付けさん クロミウム
開祖かチューバー 夢へ奔る
豪強の風 南の島から
風よ嵐よ 我らが修治

何をすべきか 推し活か　
散りたくはない よしよろし
軌道を巨視る 没我の域など

ふくれ面に 鉛の植木鉢
キラキラの衝撃 天草の潜伏
心に冷たい雨ぞ 染み凍てる
出口を隠した迷路 さまよい
足元は深く沈む谷地坊主

されどの けれど
かつての 誰にも跡ふませぬ血気
今も脈打つ 不動の拳固
静かに 確かに

忍びの不易流行
闇から時代へ 信念の水光
天を仰ぎ 押し叫ぶ

無造作可愛いや 看板娘が
今じゃドッカと バックのシートで
おさげ参りじゃ おさげ参りじゃ

今は夕焼け 喧々わーわー
洗いざらしな ため息ひとつ
変わらぬものは なんじゃろな

賑わいの隅 砥石の笑顔
パワーチャージの看板娘に
時の流れは 優しく厳しく

ドッカに揺れる バックのシートで
それでも光る 清澄の瞳
おさげ参りじゃ おさげ参りじゃ
少女の面影 なんじゃろな