さくらもち

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5/3/2025, 8:36:15 AM

Sweet memories…


どういう意味だろう?

5/2/2025, 6:17:36 AM

風がびゅうびゅう吹く。
わたしは風邪をひく。

4/28/2025, 6:07:55 AM

ふとした瞬間
私は
泣いていた

今日はクラス発表の日。
張り出された紙を見て、私は青ざめた。

「え、私、1組?」

1組の担任は真田先生。いい先生ではあるのだが、
少し贔屓目が強く、しかも熱血タイプ、怒ると怖いので生徒から嫌われていた。

それだけならよかったけれど…。

私は5年生の時は基本、凛ちゃん、あかねちゃん、
栞ちゃんとつるんでいた。
佐々城先生は私と趣味が一緒で、よく話していた。
のだが…。

凛ちゃんたちは3組。佐々城先生は3組の担任。
しかも、知り合いはほとんど3組だ。
対して1組はほとんど同じクラスではない子。
しかも、2年生の頃に絶交した子がいるじゃないか。

「最悪…」
そう呟くとあかねちゃんが
「大丈夫! クラスが違っても、一緒に遊ぼうよ!」


数ヶ月後…。
私はひとりぼっちだ。
凛ちゃんたちと遊ぶのは一ヶ月に一回。
絶交した子と隣の席。
委員会は第五希望。
部活は余った部活に入らされて。

別にいじめれているわけではない。
孤独は嫌いだ。
いじめよりかはいいのだろうが、これもかなり応える。
親は仕事だから相談もできない。
クラス割をした佐々城先生がどんどん憎く見えてくる。

雨が降った帰り道。
そんなことを考えていると、水滴が手に落ちた。
傘をさしているのに。
あ、そうか。

「これ、涙だ」

一度泣き始めると止まらない。
ポタポタと雨が降る。
もう、いやだ…。


「大丈夫?」


香奈恵ちゃんだ。
2年生で絶交した子。





「ねえ、ほのちゃん。この本借りていい?」
「いいよ。カナちゃん、本すきだね!」

2年生の頃の記憶だ。
香奈恵ちゃんが母の文庫本を持っている。



「カナちゃん、ひどい!」
「ごめん…。この本を公園で忘れただけで。この本が雨に濡らして車に轢かれてしまうなんて思わなかったの…」
「母さんの大切な本なのに!」

私が一方的に怒って、そして、、

「もういいもん! カナちゃんとなんて絶交だ!」
「ひどい! 絶交したっていいもんね!」

なんてくだらないことだろう。
でも、その時はそれが大切だったんだ。





その後、私こと清水ほのかは香奈恵ちゃんの仲直りして、楽しく暮らしている。
スマホを持ち始めて、凛ちゃんたちとも仲を取り戻したし、真田先生が私と同じ趣味を持っていることにも気づいた。
ふとした瞬間。
人生は、好転している。


4/27/2025, 9:40:21 AM

どんなに離れていても





















































































































物語は続く

4/24/2025, 10:03:27 AM

めぐりあひて

手を振ったとて

ふりかえず

雲隠れにし

彼女の姿


(紫式部 百人一首に乗せられた句の本歌取りです)

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