「伝えたい」
「伝えた〜い、思い〜、届けば〜、ありのままの雄大な壮大な空え〜」
学生時代に付き合っていた彼女とよく聞いていたアーティスト「19」の音楽。
取り立ての免許でよくドライブデートしていた車内の定番ミュージック。
恋愛が未熟で
長続きしなかったけど
なつかしく淡い記憶。
今もし伝えたい言葉があるとすれば、
「楽しかった時間と、出会ってくれてありがとう」
「伝えたい」というテーマで思い出した。
「20年後みんなで掘り起こそうや」
そう言って埋めた卒業式前日のタイムカプセル。
6人分の手紙とおもちゃを土の中に。
それから時はたち、
結局掘り起こさなかったけど、
きっといつでも集まってる。
心のどこかで俺たちは
「この場所に」
「誰もがみんな」
先日電車の中で優先席に座っていた3人にヤンキー高校生な男の子達がいた。
社内は平日の通勤時間帯もありそこそこ混んでいた。にも関わらず男の子達はマイペースにおしゃべり。
その光景に乗客はイライラしていた。
列車が発車して2駅目に着いた時、妊娠9ヶ月目とおぼしき妊婦さんが乗車してきた。
ワイワイ喋っていた男の子達は妊婦さんに気づき
「スっと」立ち上がり「どうぞ」と席をゆずった。
妊婦さんは「ありがとうございます」と安堵の表情を浮かべ会釈。
「人はみかけではない」
という
誰もが一度は聞いたことある言葉通りの
エピソードをリアルで見てしまった。
自分だったらどうしていただろう?
考えさせられた1日だった。
花束
幼少期に見た生花の記憶は花束というよりかは花の塊だった。
父が生花の先生で生徒さんに教えてる場所に連れて行かれた空間の記憶。
ほのかに残る甘い花の残香。
かすかに残る色鮮やかな塊達。
無邪気に花にさわる少年と、
まっすぐに花を見つめ指導する父。
ぼんやり残る記憶が何気ない幼少期に感じた父の愛を思い出す。
今日は親父の命日。
そっとお墓に花束をそえる。
自分勝手な脳の話し
私の脳は見たい景色を見て臭い景色にはフタをする天才だと思う。
私はスピリチュアルなど目に見えない世界や哲学など自分なりの良識や常識の定義に目の前の世界を当てはめこうあるべきだ、こうだろうという心地良い型にはめて生きている。
それがイチガイに悪いわけではないが、そのことによって自己中な生き方をしてきたとも思う。
私自身の性格をふりかえると、三つ子の魂100までと言う言葉がいつも頭に浮かぶ。
それこそ生まれもった性根(性質)は変えることができない、変えようとすると息苦しくなる毎日でもある。
ふと残りの人生をどう生きていくべきか考えた時
頭をよぎったテーマ「自己都合脳」
生きるって苦行だと思う今日このごろ。