花束幼少期に見た生花の記憶は花束というよりかは花の塊だった。父が生花の先生で生徒さんに教えてる場所に連れて行かれた空間の記憶。ほのかに残る甘い花の残香。かすかに残る色鮮やかな塊達。無邪気に花にさわる少年と、まっすぐに花を見つめ指導する父。ぼんやり残る記憶が何気ない幼少期に感じた父の愛を思い出す。今日は親父の命日。そっとお墓に花束をそえる。
2/9/2023, 11:06:43 AM