あなたに寄り添って寄り添って寄り添って
限界を超えて寄り添って、
あなたは自分勝手に消えたの
ある日突然のメッセージ
「自分勝手だった」
あなたの残した名残りが
ほのか残る冬のヨル
私は思う
連絡くれてありがとう
タイムマシーン
で一番最初に思い浮かぶのはドラエモン。
机の引き出しにダイブすると過去か未来を選択できる。
もしどちらかを選択するなら過去。
そして間違いなくビットコインを仕込む。
特別な夜
今日は、別れた娘、息子に思う夜。何年たっても、お前たちが何歳になっても、私は味方。
今日は別れた娘息子を思う特別な夜。
海の底
20歳のとき、自身を俯瞰して見えていた景色は「海の底」だった。
例えるなら、海深く沈んだ漆黒の海底の沼の中から、ぼんやりとかすかに太陽がさしこむ海面を見上げている感覚だった。
暗闇に囚われる私。
目に見えない「なにか」にとらわれ、自分が何者であるか定まらない孤独な景色。人には理解してもらえない景色。
それから時はたち、おぼろげながら自分らしさを追い求めたら、いつのまにか海底から浮上し海面にでてこれいた。
でも、そこは太平洋のど真ん中だった。
見渡す限り地平線のど真ん中。
結局はまだ、さまよっている。
ただ、いつか定住できる場所が見つかるといいなと思う期待感と、さまよう中での不安定さを楽しんでる今を思うと、M気質なんだとも感じる。
時はさまざまな気持ちをつつみこんでくれる。
私はそっと人差し指を口にあてて、
「静かにね」のポーズをとり君に語りかける。
「この話は私と君との秘密だよ。」
「シー(sea)」
そういって私は携帯を閉じた。
「ずっとこのまま」
出会系アプリで出会って、初めてのやり取りから付き合い始めた日までは、彼女の良いとこしかみえていなかった。
メッセージのやりとりは新鮮でとても楽しかった。
でも付き合い始めて同棲してから喧嘩絶えなくなった。
純粋に好きな気持ちは、あのときピークだったのかな?
本当は出会わない方が良かったのかな私達?
ずっとこのまま良い関係でいけると思っていたあの時。
ごめんね、幸せにするための気づかいと努力が足りなくて。
あの時は、「ずっと二人でいようね」の「ずっとこのまま」。
別れた今は「ずっとこのまま元気で幸せに生きてね」の「ずっとこのまま」