はな

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3/23/2024, 10:36:33 AM

特別な存在は、いなくなってから気付く。
あなたが横にいるのが当たり前だった。
言葉は交わさなくても、それぞれの温もりがいつも心を支えた。
喧嘩したのに、いつのまにか仲直りしてることとか、日常茶飯事。
だから何も言わなかった。
すれ違っても手は振らないし、休み時間だってあんまり話しかけない。
なのに、それを選んだのはわたしなのに。
別れは思ったより近かった。
あの日、あなたと話していたら。
あなたと過ごしていたら。
あなたの名前を、呼んでいたら。
何か、変わったのかな。
確かめようのないことを考えたって時間の無駄。
知ってる。知ってるけど、それでもあなたは。
わたしの中の、特別な存在だったのだから。

3/22/2024, 10:32:38 AM

バカみたいな生活。
バカみたいに笑って、泣いて。
バカみたいに期待して、絶望して。
バカみたいに恋に落ちて、諦めて。
バカみたいに仲を深めて、裏切られて。
毎日めんどくさいのに壊したくはなくて。
嫌な奴なのにいなくなるのは怖くて。
楽しいはずなのに気付くと飽きていて。
探しても絶対に見つからないものに思いを馳せて。
あーあ、バカみたい。
なんて呟いて。その行動さえバカみたい。
でもこの生活が好き。
だからわたしは、バカみたいに生きていく。

3/21/2024, 12:51:02 PM

わたしたちは、二人ぼっち。
別に一人ぼっちでいいって思ってた。
ぼっち万歳とかとは違うけど、わざわざ友達を作る意味がわからなかった。
でもあなたに会えた。
あなたも一人ぼっちだった。
壁のそばで一人縮こまってるのが、わたしにそっくりだった。ううん、わたしがあなたにそっくりだったのかな。
一人ぼっちと一人ぼっちを足したら、二人ぼっち。
二人の間に会話はない。だから結局一人ぼっち。
でも、二人ぼっちなら。
ちょっとは寂しくないね。

3/19/2024, 11:50:35 PM

胸が高鳴るとき。
綺麗なものに出会ったとき。
人の素晴らしさを目にしたとき。
未来が輝いて見えたとき。
自分の成長に気付いたとき。
優しい場所を探し出したとき。
やっと目的を叶えたとき。
欲しかったものが手に入ったとき。
いろんなときが、いろんな人を繋いで、この世界はできている。
誰かのときが少しでもいいときになることを、わたしは今日も小さなときの中で祈る。

3/18/2024, 1:07:37 PM

こんなの、不条理だ。
そう思うことは、誰にだってある。
わたしの方が頑張ってたのに、認められない。
あの子は嘘をついてたのに、みんな信じてる。
わたしは諦めてないのに、忘れ去られる。
あの子も一緒にサボってたのに、見逃される。
わたしは。あの子は。わたしは。
わたしだって。
でも、わたしにとっての不条理が、あの子にとっての条理なのかもしれない。
わたしには報われたって思えることが、あの子からすれば理不尽なのかもしれない。
才能。天才。神様からのプレゼント。
そう呼ばれることが、あの子には不条理だったのかもしれない。
もちろん、その真意を知りたいとは思わないし、知る術もない。
でも、わたしたちはそれを忘れてはいけない。
不条理を嘆くのがいけないんじゃない。
ただ、心のどこかに。
あの子も頑張ってたのかな、って。
小さな祝福の気持ちを、しまっていてほしいだけ。

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