「歌」
何気なくインスタを開く。みんなのストーリーを見て、時折いいねを押しながら横へスクロールしていく。
ストーリーを見終えて、右上のメッセージをタップし、ノートを見る。
あれ、珍しいな。彼がノートに歌を載せている。風邪ひいただとか課題だるいだとかをぼやいていることはあったが、歌は初めてだ。
BTS好きなのかな、Save MEだって。ジャニーズ一筋で生きてきた私は知らなかった。
韓国に詳しくなくて和訳とか見てみる。
和訳されてるからそう思うのかもしれないけれど、洒落てる曲だと思った。
彼の頭の中には誰がいるのかな。
誰を想って流しているんだろう。
たった1曲の、たった30秒のフレーズに振り回される感覚は意外と嫌いじゃないなと思う自分が面白くて、楽しくて、思わず笑みがこぼれた。
※実はノンフィクション
彼のセンスどうですか?笑
「そっと包み込んで」
太陽の光を瞼の裏に感じ、そっと目を開け起き上がる。
隣を見ると、彼がすやすやと気持ちよさそうに寝ている。その顔をしばらく眺めてから、私ももう一度布団に入り、二度寝の準備をする。
すると、彼が私にふわっと布団をかけ直した。
「あれ起こしちゃった?」と言うと親指を立ててグーサインを返してくる。なんやそれどっちなんって思っていると彼が私を抱き寄せ、ぴったりくっつく。
彼の腕の中に包み込まれて眠る私は、世界で1番幸せだ。
「昨日と違う私」
いつもと変わり映えしない日常だけれど、
少しずつ世界は動いていく。
私も、変わっていないようで変わっている。
昨日より工夫したまつ毛、
今日からつけ始めたアームカバー、
些細な変化を楽しめる人になりたいな。
相手の変化にも気づけるようになりたい。
ちなみに昨日と1番違うところは、電車に乗ってたら上のエアコンから水が漏れて隣の席がびしょびしょになっているところ。笑
ぎりぎりで私は水がかからずに済んだ。
今日は昨日より運がいいかも?
「空に溶ける」
嬉しいことも悲しいことも腹が立ったことも、全て等しく溶けていく。空の色は、人類みんなの毎日の色んな感情を混ぜた色なんだろうか。
それにしては綺麗な水色だな。
悲しいことを経験した人より、嬉しいことがあった人の方が多いのかななんて思いながら、空をぼんやり見上げる。
空に感情を溶かすことで、何とか今日も生きている。
「どうしても…」
別に貴方じゃなくてもいい、なんて思えていたらこんなに悩まなかった。
そう思えていたらどんなに幸せだったか。
でも、たとえ幸せになれなかったとしても、
私はどうしても貴方と一緒がいい。