性同一性中学生

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6/30/2023, 8:05:16 AM

入道雲に似た何が自分のなかに立ち上った。どうしようもなく胸がもやもやして涙が溢れそうになったり下がったりした。悲しみと怒りの中に少しだけ入っている嬉しさは残酷にも貴女の血液を見て喜んでいた。貴女が死んで私と貴女は一緒になれるのは本当のことだ。だが、こんなこと望んではいなかった。入道雲は雨雲に変わって私に雨を降らせた、貴女の頬と地面の血が涙と合わさっても貴女はお伽噺のように生き返らない。

6/28/2023, 10:21:50 AM

夏なんて嫌いだ細流川もスイカを割る子供も居やしない。君だって笑いもしない。なんでこんなになっちゃったんだろう。前までは確かに水遊びもしていたのに君も居なくなって一人になって外を見ても誰も居ないだだっ広い庭が広がるだけ。瑠璃色の水も今ではどうでも良い。得たものの変わりに失ったものの存在にすら気がつかないほど強欲になった私なんてこの夏に溶けて消えてしまえば良いんだ。

6/27/2023, 11:29:19 AM

 ここではない何処かで暮らせば貴女のことを忘れて静かに沈む何処か憂い空を綺麗だと笑えるのか?ここではない何処かで暮らせば好きなものをまた好きだと言えるようになるのか?
 ここでずっと暮らしていれば綺麗に笑う貴女も貴女が好きだと言った花も空も忘れずに暮らし続けられる。
 ここではない何処かで笑ってる貴女は私のことを覚えていてくれるだろうか、くしゃくしゃになった手紙と写真を見て私を思い出してくれるだろうか?

6/26/2023, 10:15:26 AM

君と最後にあった日は良く晴れていてまるで何かを祝うような天気だった。私と君が離れたのは周りからすればとても良いことだったのかもしれない。もしも、もしもあのときに雨が降っていて私と君が離れることにならなかったら周りは酷く落ち込むかもしれないが私たちはそれでも晴れの日のように大きく口を空けて顔を見合って笑っていただろう。君と最後にあった日が雨だったらどれだけ良かったのだろう。

6/25/2023, 10:03:59 AM

繊細な花びらを少しづつちぎって捨ててちぎって捨てて思いどおりにいかなかったら茎も葉っぱも全部ちぎって何がなんでも貴女は私が好きだということを証明したかった。何本でも何本でも同じことを繰り返して花畑をなくしてしまうくらい繰り返してようやっと見つけた最後の黄色い一輪の花は、たった一輪の優しい繊細な花は泣いているように見えた。何を犠牲にしても貴女と両思いになりたくてその花をちぎった

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