性同一性中学生

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6/11/2023, 10:09:16 AM

街が冷えきった空気に包まれて地面のアスファルトには涙のあとが残されていた。不思議と目からは涙が溢れていたのに感情はなにも動かない。"君が消えた"その事実だけが頭のなかにある。辛くても助けを求めなかった君が憎らしくて可愛そうで死んでいった君が幸せそうで嬉しそうだから。余計に自分の無力さが身に染みて分かる。冷えた街のなかを私は今何処へ向かって歩けば良いのだろう。

6/10/2023, 12:49:44 AM

朝日の温もりは少し暑すぎて、やっぱりここにベッドを置くのは間違いだったかな?でもこの時期だからこそ美味しい果物もあるよね。今日は夏野菜を使ったカレーにしようと思うんだ。君の居ない部屋に響く独り言は木霊して消えた。君が座っていた席に料理を置いても減ることはなく冷めていくだけ。一体いつからこうなったのか思い出せない。今はただ君が帰る時迷わないように灯りをつけるだけ。

6/8/2023, 10:25:08 AM

岐道を進んだら暗いところについた。そこには誰も来なくて少しだけ暖かくて安心できてどこか優しい懐かしい感じがした。それからいつも岐道に通ってたのに急にそこは安心できない場所になった。それでやっと気がついたんだあの場所が良かったんじゃなくて君が居るから良かったんだ。願わくば出会ったときのようにまた君に隣に座ってもらいたい。

6/7/2023, 10:55:25 AM

世界の終わりに君と笑いたかった。ただいつもの日常を送りたかった。なのに何故君は僕のものに今居ないの?ずっと一緒だと約束したのにずっと守り合うって約束したのに、自分から約束を破るなんてなんて君は馬鹿なんだろう。世界の終わりがあるのならそれはきっと君が居なくなった日だ。

6/6/2023, 1:49:52 AM

誰にも言えない秘密はいつしか箱のなかに入っていた。自分でも忘れてしまっていた埃の被った秘密を持ち上げて埃を払う。貴女が居たはずの狭い狭い部屋に持っていってもなんだか寂しく感じる昔は秘密を見るだけで胸が高鳴っていたのに。この秘密を抱き締めて今日も眠る。

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