心の健康
心の健康を考える時、病気なのか病気じゃないのか考える。
お薬を飲まないといけない人もいれば、旅行や美味しいものを食べてリフレッシュすれば解消できる人もいる。
逆にお薬さえ飲んでいれば、普通に働けて幸せな人もいれば、ストレス社会で常に悩みを抱えている人もいる。
自分の価値観や生き方の違いに周りと上手くいかず苦悩する。
人それぞれ違いがあることはわかっているし、世の中の人全員と上手くいく訳がないのにそれを認められない。
姉妹でも、同じ両親に育てられたのに、全く違う価値観を持った兄弟は多いと思う。
生きている以上ストレスは皆んなあるし悩みもある。
結局、起きている時間に身体を一生懸命稼動させ、エネルギー確保のためなんでも食べ、明日の準備のため寝ることが1番の心の健康である。
わかっちゃいるけど、これが難しい。
もし、今悩んでいたら、介護の仕事はいいかも?働いている時は常に身体を動かし、身体を使うからお腹も減る。夜なんてクタクタでご飯を食べながら寝ている。
ストレスも多いけど、やり甲斐もある。人生終盤の方のお世話は、なかなか勉強にもなる。
どうですか?生き甲斐作ってみませんか?
私は全く違う仕事なのに、介護職を薦めて社会貢献している気になる笑
君の奏でる音楽
台所に立つ君の奏でる音楽は、、、
春、ガサガサ♩ガサガサ🎵トントントントン🎵トントントントン♩パラパラ🎵パラパラ♩
外では盛りのついた猫がニャー、ニャーーーー!!!
猫の憧れ、新玉ねぎの鰹節和え
夏、トントン🎵トントン♩パカ〜ン♩クチャクチャクチャ🎵
外では蝉がミーンミーン
蝉も長生き、生卵とオクラの栄養たっぷり素麺
秋、ザクザク🎵ザッザッザッザッ♩パチパチ♩パチパチ♩
外では鈴虫がリーンリーン
鈴虫が煙に追いやられ、秋刀魚の大根おろし添え
冬、グツグツ♩グツグツ♩フーフー🎵フーフー♩アッチ!
外では猿が温泉でキャッキャキャ
猿が入りたい温泉、おでん
あなたが奏でる美味しい音楽。
母さん、いつもありがとう。
麦わら帽子
夏の水難事故が後を経たない。
幼い子供が川に流されたとニュースで流れる度に、恐怖が蘇る。
僕が小学3年生の時、家族4人で夏、キャンプに出掛けた。妹は小学1年生で初めてのキャンプに朝から大騒ぎだった。
キャンプ場の目の前は川で、川幅はやや広いものの浅く流れも穏やかだった。
僕と麦わら帽子を被った妹は、両親が車から荷物を下ろすのも手伝わず、直ぐに川に向かった。
父は
「川にはまだ入るなよ!子供だけで入ると河童に攫われるぞ!お兄ちゃん、ユキをちゃんと見てろよ!」
と言われ、妹のユキの手を握っていた。すると石と石の間にサワガニが動いた。思わず、ユキの手を離しサワガニを探す。ほんの一瞬のつもりだった。気がつくとユキがいない。麦わら帽子が流れていく。
「お父さん!ユキが〜!」
それからの事は覚えていない。父親がユキに人工呼吸をしている。救急車のサイレン。
ユキは一命を取り留めた。
あれから10年、僕は今でも夏が嫌いで水が怖い。麦わら帽子がゆっくりと流れていく光景を忘れる事ができない。
でも、ユキは水泳部に入りオリンピックを目指している。
ユキ!頑張れ!本当に生きていてくれてありがとう!
終点
終点で思い浮かべるものは、電車やバスの終点。人生の終点。
そんな感じだろう。
でも、もうすぐ還暦を迎える私が考えるのは仕事の終点である。
60歳定年制だけど、60歳なんてまだ体は動くし、多少鈍くなっても頭は働く。60歳で定年だけど、まだ使えるから嘱託職員になる。でも、ボーナスは出ない。
神奈川県の田園都市線でいうと、終点が中央林間だとすると、60歳は長津田あたり。電車あまり詳しくないんで、例えがマニアック?
60歳で働くの辞めて、65歳で年金もらうとちょー少ない。
嘱託で70歳まで働いても、なーんかお荷物扱いぽい。かと言って、新しい事を始める勇気もない。転職なんか無理。
仕事の終点って難しい。ただただ、脱線しないで終点に到着するまで、慎重に進むしかない。
あ〜歳はとりたくない。
上手くいかなくたっていい
パリのルーブル美術館に来ている。昔、王宮だったこの美術館は信じられない程広い。
ルーブルのシンボルとなったピラミッドも趣がある。
最も有名な モナ・リザ
民衆を導く自由の女神
アルプス越えのボナパルト
レースを編む女
グランド・オダリスク
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長い通路の両側に無数の作品。
その時代を反映しているもの、愛する1人を描いたもの、生と死。
画家の思想、権力、苦悩。
僕に描けるだろうか。
ここに並んでいる作品は確かに画力があり、人を感動させる。
しかし、最も重要な事は画力ではなく、その画家の想いと願いだ。
圧倒されるばかりである。
しかし、僕は決意をする。
上手くいかなくったていい。
誰も僕の作品に興味示さなくてもいい。
僕は描きたい。
僕が感じるこの想いを、、、。
白いキャンバスに僕の全てを託す。