7/6/2023, 3:00:45 PM
友だちの思い出
昔は携帯もドアホンもないから薄いドアの前で
「はなちゃ〜ん 遊びましょ〜」と大きな声で呼ぶ。
「はぁ〜い〜」と答えて手をつないで一緒に公園へ。
ドッチボール、ゴム跳び、四葉のクローバー探し、、、
男の子にスカートめくりされて泣く子もいれば、その男の子を蹴飛ばす女の子もいる
夕方になると か〜ら〜す〜♩
なぜなくの〜♩からすのかってでしょ〜♩と歌いながら家に帰る
笑って、笑って、今日も「ばいば〜い」と友達と別れる
あれから60年
築50年マンションの窓の外から
「はなちゃ〜ん 生きてる〜」と声かけすると
「生きてるよ〜」と返ってくる
いつまでも元気でね
7/5/2023, 1:39:09 PM
星空
夏、犬の散歩は暑さを避けて星空の下を歩く。
星の光だけでは、やっぱり黒い愛犬は闇に消えてしまう。
「鼻が効くのはあなただけでしょ」
「私はリード頼りだよ」
「そうそう時々止まって私のことも心配してね」
止まって振り返り、私を心配している愛犬の顔を想像する。
飼い主想いな愛犬がまた歩き出す。
数歩歩いたところで何か踏む。
星空の下、星の光だけで散歩なんて愛犬の茶色あれを踏むだけだ。
あっ!流れ星
7/5/2023, 7:00:04 AM
神様だけが知っている
娘がコロナに感染した。
3日後には大好きなグループの解散コンサートがある。
娘は
「熱ももう下がったし咳もないから行ってもいいでしょ」と半泣き状態。
行くなと言う私に
「私が感染しているなんて神のみぞ知るだよ」と一言。
「あんたにバチが当たるのも神のみぞ知るだね」と私が言うと娘は怒って部屋で隔離状態。
5日間家で過ごし、ニュースで流れるコンサートの模様を観て、「神様、どうか私にご褒美を」
と手を合わせる娘でした。