「終点」
この世に生まれて16年。
わたしは正直もう長くないと思っている。
...あと1年。
この16年間いい思い出ができた。
とても楽しかった。
もっと思い出を作りたいな.........。
まだやりたいことが沢山残っているのに...
仕方がないか、そうゆう運命なんだから
私の人生はこれで終わる。
残りの人生も今まで以上に楽しく過ごさなきゃ
終点までゆっくり、思いっきり楽しむことにします。
「上手くいかなくたっていい」
逃げるな!!
なぜ失敗に恐れている。
決して失敗は恥ずかしいことではない。
初めから完璧にできる人なんているわけないだろ。
最初から上手くいかなくたっていい!
まずは失敗を沢山しろ!
そう言われてた。
自然と涙が溢れてきた...... 分からない。
でも何かから開放された気分になった。
私は何に縛られていたんだろうか
......自分にできないことなんか自分でわかる。
失敗するのが怖いからやらないだけ!
そう言い返した。
言い返したところで倍になってかえってくるだけだ。
それが逃げているんだ。
失敗をすることは確かに怖い。
でも、次やる時も怖いからもうやらないとでも言うのか
できないことはできるまでやり続けることが大事だ。
テレビの中にいる人でさえ失敗はする。何度も失敗をして怖いけど、辛いけど何度もやってできるようになっているんだ。
だから失敗を恐れるな。
自分が満足するまで、できるまでやってみろ。
「蝶よ花よ」
蝶よ花よ と育てた子がこんなになるなんて
とても嬉しい。
我が子が1番だ。
次の子も 蝶よ花よ と......
「最初から決まってた」
やってみないと分からないよ
そんな言葉をよく聞く。
これからの未来なんて誰にも分かるわけない
そう思っていた。
実際、来は最初から決まってたのかもしれない。
だから
生きている中で奇跡や偶然、何かを起こさなければ未来は変わらない、と思った。
だから、私は今から自分を変える。
最初から決まってたなんて言わせない、自分自身で自分の未来を作り上げることを。
「太陽」
太陽って眩しくて、キラキラしているように見える。
「僕は君の太陽になりたかった。」そう言われた。
彼はどこか悲しそうだった。
それから何も言わず背を向け歩いていった。
わたしは引き止めることが出来なかった。 彼になんと言ったらいいのか分からなかった。
それから彼に会うことは少なくなった。 私は悲しかった。
あの時、声をかけてたら、引き止めていたら なんて考えながら毎晩、枕を濡らした。
数年が経ち、偶然にも彼との再開。
少し話をした。 あの時、いえなかったことをお互いに言い合っていた。
今更言ってなんの意味があるのかは分からない。
でも私は彼に言いたいことがあった。
わたしは最後に彼に言った。
「私はあなたがずっと大好きだった。
最初から最後まであなたはずっと私の太陽だったよ。」
笑顔でそう言った。だが、目からは涙が溢れていた。
彼の顔は嬉しそうでどこか悔しい顔をして、涙を我慢していた。