コノハ

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6/15/2025, 10:06:36 AM

【マグカップ】

2つ並んだマグカップ
あなたと二人お揃いで
あの雑貨屋で見つけた
大切な思い出のもの

それが今日3つになった
小さな小さなマグカップ
あなたと私
そして小さなあの子

6/14/2025, 2:28:15 PM

【もしも君が】

もしも君があの時駅のホームに現れなかったら
僕の人生はこんなにも楽しくはなかっただろう。

もしも君があの時僕に声をかけてくれなかったら
今の僕はここにはいない

だってあの時僕は自らの命を絶とうとしていたんだから
それでも思い止まれたのは君が僕に笑いかけてくれたから
こんな僕でもここに居て良いよと言ってくれていようで

もしも君が、もしも君が…
どんな言葉を並べても良い足りない
僕がどんなに君を大切か
君をこんなにも愛しているか

ただ言えるのは
こんな僕の傍に居てくれて
寄り添い続けてくれて
ありがとう
今度は僕に君を守らせてほしい
愛しています

6/13/2025, 11:02:34 AM

【君だけのメロディ】

君はよく鼻歌を鳴らす。
良いことがあった時
二人で並んで帰る道
夕飯の準備
お風呂上がりのドライヤー
君は唇を尖らせながら
気持ち良さそうに口ずさむ
僕はそんな君をこっそり覗き見る
なんて愛おしいのか

「…何?」

不意に君が振り返った。
僕は慌てて首を振ると君は不思議そうにまた鏡に向き合う。
危ない危ない。
こんなこと言ったらきっと君は照れて
もうあの鼻歌は聴けなくなる。
それは少し寂しすぎるので
僕だけの秘密にしておかなくては。
そう思いながらまた彼女の鼻歌に耳を傾けたのだ。

6/12/2025, 10:55:56 AM

【ILOVE】

大きな愛で包まれて
今の私はもう
あなたなしでは生きていけない
…かもしれない。
大袈裟かな?

6/11/2025, 11:30:13 AM

【雨音に包まれて】

出会いは突然訪れた。
名前も顔も面識すらもない他人。
そんな私にあなたはそっと傘を差し出し
降りしきる雨の中駆けて行ってしまった。
こんなこと何か小説かドラマの中だけで
現実で起こるなんて想像できなかった私は
しばらく走り去っていく彼の背中を呆然と見つめていた。
空からは一向に止むことのない雨の音が
響いていた。
それはさっきまでの激しいものではなく
何だかやさしい雨の音に変わっていた。

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